ザボンの語源・由来
ザボンは、ポルトガル語の「zamboa」に由来する。当初は、「ザンボア」や「ザンボ」と原語に近い呼称であったが、転じて「ジャボン」となり、「ザボン」になった。これには、ザボンの粘液が水に溶けた
ザボンは、ポルトガル語の「zamboa」に由来する。当初は、「ザンボア」や「ザンボ」と原語に近い呼称であったが、転じて「ジャボン」となり、「ザボン」になった。これには、ザボンの粘液が水に溶けた
にがりは、口に含むと苦いことから、「苦々しい顔をする」という意味の動詞「苦る(にがる)」が名詞形になったもので、苦塩(にがしお)とも呼ばれる。にがりは古くから、豆腐の凝固剤や建築材料に用いられてい
ワープロは英語「word processor」の略語で、「ワープロ」と略すのは日本だけである。「processor」の動詞にあたる「process」には、「過程」や「工程」などのほか、「処理する」
ベルガモットの語源には、イタリアの小都市「ベルガモ」で最初に栽培されたからとする説と、「梨の王」を意味するトルコ語「Beg armudi」からとする説がある。多くはイタリアで栽培されることから、都
軍鶏は、江戸時代にシャム国(現在のタイ)から渡来したニワトリの品種で、「シャム猫」の「シャム」と同じく原産地の「シャム」に由来する。渡来した当時は「シャム」や、「シャム」の別称「シャムロ(暹羅)」
ムームーは、ハワイ語「muumuu」から英語を経由して日本に入った語。ハワイ語では「短く切る」「切り取られたもの」という意味がある。アメリカ本土の宣教師がハワイの女性に着せた、長くゆったりとし
古くは、「くるぶし」を「つぶふし」と言った。「つぶ」は「粒」の意味、「ぶし」は「節」の意味で、「つぶなぎ(「なぎ」は不明)」という語も見られる。「くるぶし」の語は室町時代から見られ、近世後期の
たんこぶが打撲などで盛り上がった部分を指すのに対し、こぶは臓器にできるものや、物の表面が膨れ上がった部分、紐の結び目など、「塊」といった広い意味でも用いられる。そのため、打撲による「こぶ」であるこ
リヤカーは日本人が発明したもので、その名前も和製英語である。大正10年頃、バイクのサイドカーが日本に輸入された際、それを鉄パイプで作り、自転車にも取り付けられるようにした。更に、横よりも後ろの
古くは「うば」と言い、室町時代の文献には「豆腐のうば」の例も見られる。湯葉を「うば」と呼んでいたことに合わせ、シワがある少し黄色い肌にも見えることから、老婆の顔に見立て「姥(うば)」を語源とする説
ハロゲンは、英語「halogen」からの外来語。ギリシャ語で「塩」を意味する「háls」と、「生み出す」を意味する「genélss」(「作る」を意味する「gennao」とも)に由来する。ハロゲ
甚平は「甚兵衛(じんべえ)」とも書き、「甚兵衛羽織」に由来する。甚兵衛羽織とは、下級武士向けの木綿綿が入った袖なし羽織で、陣羽織を真似てつくられた「雑兵用陣羽織」の意味から、「陣兵羽織」で「甚兵衛