すずなの語源・由来
すずなの「すず」は、「ささ(細小)」が変化した語と考えられているが、すずな(かぶ)が他の植物に比べ、圧倒的に小さいと言えるほどではないため難しい。すずなが「鈴菜」とも表記されるところから考えれば、
すずなの「すず」は、「ささ(細小)」が変化した語と考えられているが、すずな(かぶ)が他の植物に比べ、圧倒的に小さいと言えるほどではないため難しい。すずなが「鈴菜」とも表記されるところから考えれば、
ケンサキイカは、胴(頭)が細長く、剣先のように尖っていることから付いた名前。ケンサキイカを使った「剣先するめ」は「一番するめ」と呼ばれ、するめの最高級品である。
ミズバショウは、水気の多い湿地・湿原に生え、葉が大きくバショウの葉に似ていることから付いた名で、江戸時代から文献に現れる。別名「牛の舌(ベコノシタ)」は、葉を牛の舌に見立てたものである。尾瀬を
のどを上代には「のみど」と言い、奈良時代の文献でも「喉・咽」を「のみど」と読ませている。「のみど」の「のみ」は「飲み・呑み」、「と」は出入り口を表す「と(門・戸)」で、呑むための入り口の意味と考え
「つば」は「つばき」の「き」が脱落した語で、現代の言葉で言えば「唾吐き(つばはき)」が語源である。古くは「つはき」と清音で、「つ」が「唾」、「はき」が「吐く」を意味し、唾を吐くという意味の動詞であ
おとうとは、「おとひと(弟人)」の「ひ」がウ音便化した語。「おと」は性別に関係なく、兄弟のうち年下を指したので「劣る」の意味と考えられる。「おとうと」の語は平安時代から見られるようになるが、男
「横綱」の地位ができる明治時代までは、大関が力士の最高位であった。古く、最上位の力士は「最手(ほて)」と称していたが、室町時代頃から「関(せき)」と呼ばれるようになった。この「関」は「関門」の
十二指腸は、指を12本横に並べたくらいの長さという意味で命名された。日本初の西洋医学の翻訳書である『解体新書』(1774年)には、「十二指腸は其の長さ十二の指の横径の如くして、胃の下口に接す」と書
ユリカモメの語源には、ユリの花のように美しいところからとする説。「イリエカモメ(入江鴎)」が転じたとする説。「ユリ」は「のち・あと(後)」を意味する古語説などがある。形状が似ていないこの鳥
コマドリの「コマ(駒)」は、「馬」のこと。「ヒンカラカラ」とさえずる声が、馬のいななきに似ているところから、馬(駒)の鳥で「コマドリ」と呼ばれるようになった。
コナラは、ミズナラの別名を「オオナラ(大楢)」というのに対して付いた名前。もしくは、コナラ属の中では比較的小さい木で、一般的に親しみやすいことから、愛称の接頭辞「小(コ)」が冠されたことも考えられ
ハチノスは、胃の内面の絨毛が蜂の巣のような網目状になっていることからの名。同様の意味から、ハチノスは「蜂の巣胃」や「網胃」などとも呼ばれる。