のどの語源・由来

のどを上代には「のみど」と言い、奈良時代の文献でも「喉・咽」を「のみど」と読ませている。
「のみど」の「のみ」は「飲み・呑み」、「と」は出入り口を表す「と(門・戸)」で、呑むための入り口の意味と考えられる。
平安時代に、「のみど」が「のむど」に変化した。
この頃には「のど」の表記も見られるようになるが、発音は「のみど(のんど)」だったようである。
中世以降は「のど」と「のみど」の両表記が見られ、多くは「のど」が用いられたが、明治初期までは「のんど」の表記も見られた。

出典:のど – 語源由来辞典

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