フエフキダイの語源・由来
フエフキダイは、吻が突き出し、口笛を吹いているように見えることからの名である。鯛の仲間ではないが、体形が似ていることから「鯛」と付く。口の内側が鮮やかな紅色をしていることから、「クチビ」とも呼
フエフキダイは、吻が突き出し、口笛を吹いているように見えることからの名である。鯛の仲間ではないが、体形が似ていることから「鯛」と付く。口の内側が鮮やかな紅色をしていることから、「クチビ」とも呼
くぎ煮は、「釘」に由来する名前であることは間違いないが、その中にも細かな説がいくつかある。この食べ物が茶色く折れ曲がっており、錆びて折れ曲がった釘に見えるところから、「くぎ煮」と呼ぶようになったと
桜肉の語源は、馬肉の色が桜色であるから。また、桜の咲く時期の馬肉は、冬の間に草や殻類を沢山食べているため、脂がのって美味しいことからといわれる。しかし、鮮やかな桜色をしている時間は短く、時間が経ち
ブッポウソウは、鳴き声が「仏法僧」と聞こえるところから名付けられた。仏法僧とは仏教の三宝のことで、「仏」「仏の説いた法」「その教えを奉じ広める僧」をいい、ブッポウソウはありがたい鳴き声の鳥というこ
バカガイは、死ぬと殻から朱色の足をだらりと出す。この姿を馬鹿が舌を出した姿に見立て名付けられたとする説が多く、最も有力な説とされている。その他、バカガイに似た「ウマカイ(旨貝)」の名が転じたと
食パンの端を「パンの耳」と言うように、「耳」は頭部の中心から端に位置することから「縁」も意味する。大判や小判の縁も「耳」と言ったことから、金銭を不足なく取り揃えることを「耳を揃える」と言うようにな
ちびは、動詞「禿びる(ちびる)」の連用形が名詞化した語で、漢字で「禿び」とも書かれる。動詞の「禿びる」は、先がすり切れて短くなるという意味で、名詞の上に付いて擦り減ったものを表す言葉に「ちび下駄」
「口裏」の語源は、人の言葉を聞いて吉凶を占うことで、本来「口占」と書く。「口占」の意味が派生し、言葉や話し方に隠されているもの(本心)の意味となり、「本心=裏」で「口裏」と書かれるようになった。
ウミネコは、猫の鳴き声に似た海鳥なので、この名がついた。カモメ属の鳥は、ウミネコに限らず猫の鳴き声に似ているものが多く、江戸後期の方言辞書『物類称呼』には、カモメを「うみねこ」や「浜ねこ」と呼んだ
オシドリの雌雄がいつも一緒にいるところから、仲むつまじい夫婦を「おしどり夫婦」とたとえて呼ぶほど、オシドリはメスとオスの仲の良さが印象的な鳥である。そのため、オシドリはオスとメスが互いに愛し合う鳥
漢字で「甘子」と書くとおり、アマゴの「アマ」は「甘い」の意味とする説の他に、「雨」の意味とする説がある。アマゴが「甘い魚」とは言い難いが、「甘い」の語源は「うまい」にあるため、「美味い魚」の意味で
まばたきは、動詞「まばたく(瞬く)」の連用形が名詞化した語。まばたくの「ま」は「目」の意味で、複合語の中で用いられる時の形。まばたくの「ばたく」は、「たたく」意味の動詞「はたく(叩く)」である