目から鼻へ抜けるの語源・由来
目で見たものをすばやく嗅ぎ分ける、視覚も嗅覚も連動してすぐれた働きをすることから。奈良の大仏を建立している時、大仏の目玉をはめ込んだ職人が目の中に閉じ込められ、鼻から抜け出したことに由来するといわ
目で見たものをすばやく嗅ぎ分ける、視覚も嗅覚も連動してすぐれた働きをすることから。奈良の大仏を建立している時、大仏の目玉をはめ込んだ職人が目の中に閉じ込められ、鼻から抜け出したことに由来するといわ
多少のミスがあったとしても、結果がよければ高く評価されるということから。英語の「All's well that ends well.」の訳語で、シェイクス・ピアは同名の戯曲を書いている。日本へ
「行水」とは、たらいに湯や水を入れて体を洗い流すこと。人間に比べ、カラスの行水(水浴び)はきわめて簡便であることから。出典:烏の行水 - 故事ことわざ辞典
ここでの「駒」は馬のことで、瓢箪のような小さい口から、馬のように大きいものが飛び出す意味から。このことわざには、中国の仙人である張果老が、ロバに乗って各地を歩き、休むときは駒にロバを収めていたとい
ひどい目にあうのに「踏まれたり蹴られたり」ではなく、「踏んだり蹴ったり」と言うのは、元々、痛めつけたりする側の行為を表す言葉だったからである。何度もひどい目にあわせている様子を客観的に言うと「あれ
禽獣の世界では、強者が弱者の肉を食うことから。生存競争の厳しさをいう。韓愈が僧侶文暢の旅立ちを送った文章に「弱きの肉は、強きの食なり」とある。出典:弱肉強食 - 故事ことわざ辞典
勢いよく燃えている火に油を注ぐと、ますます火勢が強くなることから。騒ぎをいっそう大きくしてしまうなど、その結果を望ましくないものとして使う。出典:火に油を注ぐ - 故事ことわざ辞典
「後ろ髪」は、後頭部の髪の毛。あたかも後ろ髪を掴まれてなかなか前に進めないように、心残りなことや気がかりなことがあって、先に進めないさまをいう。出典:後ろ髪を引かれる - 故事ことわざ辞典
「藍」は染料に使う藍草のこと。藍草で染めた布は藍草よりも鮮やかな青色となるが、その関係を弟子と師匠にあてはめて、弟子が師匠の学識や技術を越えるという意味。学問の重要性をうたった荀子の言葉に由来
人は雨を嫌がるものだが、雨が降ったあとは、かえって土地が固く締まり、よい状態になることから。出典:雨降って地固まる - 故事ことわざ辞典
「穿つ」は、穴をあける、掘るという意味。軒下から落ちるわずかな雨垂れでも、長い間同じ所に落ち続ければ、ついには硬い石に穴をあける意味から。『漢書・枚乗伝』に「泰山の霤は石を穿ち、単極の航は幹を
「清水」とは、京都市東山区にある音羽山清水寺のことで、北法相宗の総本山。清水寺には高い崖に張り出して作られた舞台があり、その崖から飛び降りると所願成就のときに怪我をせずに済み、もしくは死んで成仏で