踏んだり蹴ったりの語源・由来

ひどい目にあうのに「踏まれたり蹴られたり」ではなく、「踏んだり蹴ったり」と言うのは、元々、痛めつけたりする側の行為を表す言葉だったからである。
何度もひどい目にあわせている様子を客観的に言うと「あれは踏んだり蹴ったりだな」となり、ひどいことが重なる意味のみで、する側される側の区別がない表現になるため、ひどい目にあう側も「踏んだり蹴ったり」と言うようになった。

出典:踏んだり蹴ったり – 故事ことわざ辞典

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