ネコババの語源・由来
ネコババは、猫が糞をした後に砂をかけて隠すことからたとえたもの。「糞(ばば)」は、大便など汚いものを指す幼児語である。江戸時代後期頃から用いられた語と思われ、それ以前に「猫糞」の用例は見られな
ネコババは、猫が糞をした後に砂をかけて隠すことからたとえたもの。「糞(ばば)」は、大便など汚いものを指す幼児語である。江戸時代後期頃から用いられた語と思われ、それ以前に「猫糞」の用例は見られな
楊枝は、元は歯の垢を取り除き、清潔にするために用いられた仏家の具で、「総楊枝・房楊枝(ふさようじ)」と呼ばれた。「楊枝」の名は主に「楊柳」が素材として用いられたためで、総楊枝は先を叩いて「ふさ」の
なんじは、「な(汝)」に「むち(貴)」が付いた「なむち」が変化した語。「な」は自分を指す語であるが、ここでは目下や親しい人に対して用いる二人称代名詞で、「むち」は貴い者を表す。本来は、相手に尊
けしかけるは室町時代から見られる語で、この頃は、犬などを相手に向かわせる意味のみであった。「けし」は犬を煽り立てる時の掛け声「けしけし」で、その声をかけて相手に向かわせることを「けしかける」と言っ
原種のギンモクセイが白い花をつけるのに対し、この種は橙黄色の花をつけることから「キンモクセイ」の名が付いた。「モクセイ」は漢名「木犀」の音読みで、樹皮が動物のサイの皮に似ている木の意味といわれる。
コスモスは、英語「cosmos」からの外来語。「cosmos」は、ギリシャ語で「秩序」「調和」を意味する「kosmos」に由来する。「秩序立って統一している」というところから、「宇宙」や「世界
衣類のボタンはポルトガル語の「botão」から。スイッチのボタンは英語「button」からの外来語である。「botão」と「button」は同源で、花のつぼみを意味する古代ゲルマン語の「butto
「狗」は「犬」のことで、走狗は狩猟で鳥や獣を追い立てるのに使う猟犬が原義。猟犬は善悪など考えず飼い主の指示に従い、鳥や獣を追うことから、他人の手先となって使われる者を「走狗」と呼ぶようになった。
桔梗の読み・別表記キキョウ/ききょう桔梗の意味キキョウ科の多年草。日当たりの良い山野に自生する。夏から秋にかけて、青紫色の釣鐘形の花をつける。根は漢方で薬用。秋の七草のひとつ。《季 秋》
ライラックの読み・別表記lilacライラックの意味モクセイ科の落葉低木または小高木。ヨーロッパ原産。春、枝先に芳香を放つ花を咲かせる。《季 春》語源由来辞典「ライラック」の別名・類語
オーロラの読み・別表記auroraオーロラの意味北極や南極地方に現れる大気の発光現象。語源由来辞典「オーロラ」の類語・言い換え極光/北極光/南極光/光のカーテン/天空のカーテン/赤
じょうろの読み・別表記如雨露じょうろの意味植木などに水をかけるのに使う道具。水を溜める容器に管をつけ、多くの小穴が開いた管先から細かく水が出るようにしたもの。《季 夏》語源由来辞典「じ