内股膏薬の語源・由来
内股膏薬の「膏薬」は、練って作った外用薬のこと。股の内側に膏薬を貼ると、右側についたり左側についたりすることから、方針や信念もなく、節操のない人のたとえとして「内股膏薬」と言うようになった。「
内股膏薬の「膏薬」は、練って作った外用薬のこと。股の内側に膏薬を貼ると、右側についたり左側についたりすることから、方針や信念もなく、節操のない人のたとえとして「内股膏薬」と言うようになった。「
烏兎匆匆の「烏兎」は、中国の伝説に由来する。中国の伝説では、太陽には三本足のカラスが棲み、月にはウサギが棲むとされた。そこから月日を「烏兎」と表すようになり、「年月」「歳月」の意味でも用いるよ
一枚看板は、上方の歌舞伎用語で劇場の前に掲げた大きな看板を表し、江戸では「大名題(おおなだい)」といった語。一枚看板には外題を大きく書き、その上部には主役となる役者の絵姿が描かれた。そこから、
柳眉は、柳のように細く美しい眉を表し、美人の眉の形容としても用いられる語。倒豎は、逆さまに立てるという意味である。この二つが合わさった柳眉倒豎は、美しい女性が眉を釣り上げて怒ることを表す。
十日の菊の「十日」は、重陽の節句(9月9日)の翌日。重陽の節句は別名「菊の節句」と言い、菊酒を飲んだり、湯船に菊を浮かべて菊湯に入るなど、菊を用いて不老長寿を願う。その翌日に菊を準備しても遅い
偕老同穴の読み・別表記かいろうどうけつ偕老同穴の意味夫婦が仲むつまじく、契りが固いこと。「偕老同穴の契りを結ぶ」と使う。語源由来辞典「偕老同穴」の類語・言い換え偕老の契り/同穴の契
六日の菖蒲の「六日」は、端午の節句(5月5日)の翌日のこと。端午の節句は別名「菖蒲の節句」と言い、菖蒲を浸した酒を飲んだり、厄除けに菖蒲を飾ったり、菖蒲湯に入るなどする。その翌日に菖蒲を準備し
蝸牛角上の争いの「蝸牛」とは、カタツムリのこと。カタツムリの左角に国を持つ触氏と、右角に国を持つ蛮氏が、角の上で領土争いをしたという『荘子(則陽)』の寓話から出た言葉。
肖像画を描いたり、人形を作ったりする際、顔の中心にある目や鼻をつけると全体が整い、完成後のイメージがわかるようになる。そこから、大体の見通しがつくことを「目鼻がつく」と言うようになった。「明ら
「けちょんけちょん」の語源は和歌山県日高郡の方言である「けちょに」に由来しています。元々は「非常に」という意味で用いられていた「けちょに」が広がるうちに、「けちょんけちょん」と変化し、そのままの語形が
蓮っ葉は、「蓮葉(はすは)」が促音化された言葉である。「蓮葉」は軽薄や軽率の意味で、近世にも使用されている。「蓮葉」がそのような意味になった由来は、「蓮葉商ひ(蓮の葉商ひ)」といわれる。「
うさぎ小屋は、昭和54年(1979年)にEC(ヨーロッパ共同体)が出した非公式報告書『対日経済戦略報告書』の中で、日本人の住居が「rabbit hutch(うさぎ小屋)」と形容されたことから、日本では