安倍川餅の語源・由来
安倍川餅は、静岡に流れる「安倍川」という川にちなんだ名前だが、命名された由来は諸説ある。最も有名な説は、徳川家康に献上したところ、家康は大変喜び、安倍川のにちなんで「安倍川餅」と命名したとする説。
安倍川餅は、静岡に流れる「安倍川」という川にちなんだ名前だが、命名された由来は諸説ある。最も有名な説は、徳川家康に献上したところ、家康は大変喜び、安倍川のにちなんで「安倍川餅」と命名したとする説。
メンチカツは日本で生まれた洋食で、この名前も和製英語である。「メンチ」は、ひき肉を意味する英語「mince(ミンス)」が「ミンチ」となり、さらに転じた語で、ひき肉を意味する。「カツ」は、英語「
カエデは、葉の形がカエルの手に似ていることから、古くは「カヘルテ(蛙手)」と呼ばれていた。それが、「カヘンデ」や「カヘデ」となり、「カエデ」になった。『万葉集』には、カエルの意味で「蝦」の文字
急須の「急」は、差し迫った意味の「急」。「須」は「須いる(もちいる)」で、急須は「急な用に応じて用いるもの」が原義である。古く中国では、酒の燗に用いた注ぎ口のある小鍋を「急須」といったが、煎茶
チャボの名は、原産地となる「チャンパ」の名に由来する。チャボは、江戸時代にベトナム中部沿海地方にあったチャム族の国「チャンパ」から、この原種となるニワトリが渡来し、日本で独自に改良したものである。
福神漬けは、酒悦の主人 野田清右衛門が江戸末期から明治の始めにかけて考案したもので、元は商品名である。「福神漬け」の名前の由来は、明治18年(1885年)、酒悦の店が上野にあったことから不忍池の弁
アメンボの「アメ」は「飴」、「ボ」は「坊」の意味、「ん」は助詞「の」が転じたもので、「飴の坊(飴ん坊)」が語源である。アメンボは、体の中央にある臭腺から飴のような甘い臭気を発するため、この名前がつ
もなかは、江戸吉原の菓子屋 竹村伊勢が、満月をかたどった「最中の月(もなかのつき)」という煎餅のようなものを作り、それが省略されて「最中(もなか)」となった。最中の月とは、旧暦十五夜の月(中秋の名
すったもんだの読み・別表記擦った揉んだすったもんだの意味意見などが合わなくて揉めること。ごたつくこと。語源由来辞典「すったもんだ」の類語・言い換えすったかもんだか/すったのもんだの
東南アジアを中心に、ケチャップと似た発音で呼ばれる醤油やソースが豊富であり、その語源には複数の説がありますが、正確な由来は分かっていません。中でも有力な説の一つは、中国語で塩漬けにした魚の汁「コエチア
どじょうの歴史的仮名遣いを「どぜう」とするものもあるが、「どぜう」は江戸時代に、どじょう屋の暖簾や看板に書かれたもので、どちらかと言えば俗的な表記である。室町時代の文献に「土長」「ドヂャウ」の表記
ザリガニの語源には、いざるように移動するところから「ヰザリガニ」と呼ばれ、「ヰ(イ)」が脱落して「ザリガニ」になったとする説。ザリガニは移動する時に後退するため、「しさる・しざる(退る)」の名詞形