無い袖は振れないの語源・由来
袖の無い着物では、どうしたって袖を振ることはできないということから、持ち合わせの無いものはどうすることもできないということ。着物の袖は財布を入れておくところなので、袖が無いのは金が無いということで
袖の無い着物では、どうしたって袖を振ることはできないということから、持ち合わせの無いものはどうすることもできないということ。着物の袖は財布を入れておくところなので、袖が無いのは金が無いということで
「一念」は、一途に思いを込めること。物事をするときに、岩のように堅く大きな障害があったとしても、必死になって取り組めばその壁を乗り越え必ず成就させることができる。李広が、草の中にいる虎を石と見
犯した罪は悪いから罰するべきだが、罪を犯すには事情もあったのだろうから、その人まで憎むのはよくないということ。『孔叢子』刑論にある孔子の言葉「古之聴訟者、悪其意、不悪其人(昔の裁判所では訴訟を取り
「管鮑」の「管」は春秋時代の斉の管仲、「鮑」はその親友の鮑叔のこと。親友であった管仲と鮑叔が共に商売をした時、貧しかった管仲は自分の分け前を余計に取ったこともあったが、鮑叔はそれを知っても一言も責
山椒の実は小さいが、非常に辛いことから。出典:山椒は小粒でもぴりりと辛い - 故事ことわざ辞典
何か物事を始めようと思ったら、日を選ばずにただにち着手するのが良いという教え。「吉日」とは、暦によって知る縁起の良い日のことだが、このことわざでは物事をするのに良い日のこと。「きちにち」とも読むが
日頃から可愛がっていた相手や、恋焦がれていた相手に裏切られたりして、ひとたび憎いと思うようになると、その憎しみは可愛さの何倍も強くなるという意味。愛と憎しみは表裏一体であるということが伺える。
本来は「優秀な親から優秀な子」の意味だったが、誤用で「悪い親から悪い子」も意味するようになったといわれる。しかし、良い意味でも悪い意味でも古くから使用されており、古典に由来する言葉でもないため、誤
「玉」は、宝石・宝玉の意味。美しい宝石に、ほんのわずかなキズがあって惜しいところから。出典:玉に瑕 - 故事ことわざ辞典
寺の門前に住んでいる子供や、いつも僧のそばにいる子供は、日頃から僧の読経を聞いているから、いつのまにか般若心経くらいは読めるようになることから。人は自分の置かれている環境によって、無意識に影響を受
『平家物語』に「驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」とあるのに由来する。栄華をきわめた平家の天下も長くは続かず、権勢を誇り驕慢になった者は必ず失脚するものである。勢いが盛んな時ほど慎
暴風雨が襲う前は、雨や風が一時的におさまって静かな状態になることから。不安を感じるような、不気味な静けさをあらわす。出典:嵐の前の静けさ - 故事ことわざ辞典