イチイは、昔、笏の材料にしたことから、位階の「正一位」「従一位」に因んだ名というのが通説となっている。
一説には、イチイの材は他の木材に比べ非常に赤いことから、「イチ」は程度の甚だしいことを意味する「いち(甚)」、「ひ」は深紅色を表す「ひ・び(緋)」で、「いちひ(甚緋)」が語源ともいわれる。
旧かなは「イチヒ」なので音変化の点で問題なく、ブナ科の「イチイガシ」も赤いという点で一致しており、「いちひ(甚緋)」の説も十分に考えられる。
イチイは、昔、笏の材料にしたことから、位階の「正一位」「従一位」に因んだ名というのが通説となっている。
一説には、イチイの材は他の木材に比べ非常に赤いことから、「イチ」は程度の甚だしいことを意味する「いち(甚)」、「ひ」は深紅色を表す「ひ・び(緋)」で、「いちひ(甚緋)」が語源ともいわれる。
旧かなは「イチヒ」なので音変化の点で問題なく、ブナ科の「イチイガシ」も赤いという点で一致しており、「いちひ(甚緋)」の説も十分に考えられる。