御託を並べるの語源・由来

御託を並べるの「御託」は、「御託宣」の「宣」を略した語。
御託宣とは、神の意思をお告げ知らせるのことや、神に祈って受けたお告げのこと。
神のお告げの話をする者は偉そうな態度にも見え、その話はもったいぶって長々と続くことから、「御託(御託宣)」は傲慢でくどくどと言う意味になった。
御託を並べるの「並べる」は、「文句を並べる」のように「次々に言う」「述べたてる」といった意味で、しきりなさまを強調したものである。

TOP
テキストのコピーはできません。