トリビアの語源・由来

トリビアは、英語「trivia」からの外来語で、くだらないことや些細なことなどを意味する。
「trivia」の語源は、「tri」と「via」の合成による。
「tri」は、「triangle(三角形)」や「trio(三人組)」など「3」を表す言葉の基となる語である。
「via」は、「◯◯経由」や「◯◯を通って」の意味で、「viaduct(高架橋)」など「道」を表す言葉の基となっている。
つまり、「tri」と「via」が合成された「trivia」は、本来「三叉路」という意味であった。
トリビアが「無駄な知識」の意味となった由来は、中世のヨーロッパの大学で、基礎教養科目七科目あるうちの三科目(文法・修辞・論理)を「trivium(ラテン語で「3つの道・三叉路」)と言い、その他の四科目よりも劣るとした皮肉や、初歩的でつまらないところからといわれる。
日本では、フジテレビの雑学バラエティ番組『トリビアの泉~素晴らしきムダ知識~』によって広まった言葉のため、つまらないことの意味よりも、雑学や豆知識の意味で使用されることが多くなった。

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