大垣市の語源・由来

大垣は南北朝時代から見られる地名だが、古くは「大柿」と表記されており、暦応3年(1340年)の『大井庄華厳会料名寄帳』には「大柿殿」とある。
大柿は「大きい柿」の意味ではなく、洪水によって土砂がえぐり取られた地で「大欠(おおかき)」の意味。もしくは、「大(おお)」は接頭語、川に侵食された所で「欠(かき)」の意味と考えられている。
「大垣」の表記が見られるのは、応永16年(1409年)の『石包名等名寄散田帳』が古いが、江戸時代に至るまで「大柿」と「大垣」の名が併用されいた。

出典:大垣市 – 語源由来辞典

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