せこいの語源・由来
せこいは「せこ+い」ではなく「せ+こい」で、「窮屈である」「狭い」を意味する「せし(狭し)」の肥大型形容詞と考えられる。「こい」は「狭い」を「狭っこい」などと言うのと同じである。古くは、役
せこいは「せこ+い」ではなく「せ+こい」で、「窮屈である」「狭い」を意味する「せし(狭し)」の肥大型形容詞と考えられる。「こい」は「狭い」を「狭っこい」などと言うのと同じである。古くは、役
唐辛子は、「唐から渡来した辛子(からし)」の意味。唐は「中国」を意味する語だが、ここでは広い意味で「外国」を表し、中国から入ったというわけではない。唐辛子の日本への伝来については、1542年に
えげつないの語源は不明だが、あくが強い味覚の「えぐい」や「えごい」に関係する説がある。この説は、「えぐい(えごい)」は「ひどい」「残酷」の意味でも使われていることから、えげつないは「えげつけない」
ハクビシンは日本でつけられた名前で、体が灰褐色で顔は黒色だが、ひたいから鼻筋を思わせる白い模様が入っていることに由来する。中国では「果子狸」や「花面狸」というが、これらもハクビシンの派手な顔の色合
竹馬の友は、『晋書』殷浩伝の次の故事に由来する。殷浩(いんこう)と並んで称されることに不満だっった垣温(かんおん)は、殷浩は幼い頃に自分の乗り捨てた竹馬を使っていたのだから、自分の方が優位だと人に
取手の地名は、江戸初期に「大鹿取手村」で見え、のちに大鹿村と取手村に分けられた。取手は「砦(とりで)」のことで、戦国時代、当地を支配した大鹿太郎左衛門の砦に由来する地名といわれる。出典:語
しまったは、動詞「しまう(仕舞う)」の連用形に完了の助動詞「た」が付いた語。しまうは「終わりにする」「終わる」を意味するため、しまったの本来の意味は「終わった」である。終わることを不本意に感じ
スズランは、白い鈴を吊るしたようなのような花をつけ、ラン科の植物に似ることからの名。花の形は釣鐘形のベルに似ているが、スズランの名の由来となった鈴は、祭りで見られる紐についた鈴で、花のつき方をたと
ペチュニアは、ラテン語「Petunia」からの外来語。ブラジル先住民の言葉で「タバコ」を意味する「petum」に由来する。ペチュニアはタバコ属と近縁で、花が似ていることから命名された。日本
ハーブは、「緑の草」を意味するラテン語「herba」に由来する。これが12世紀にフランス語に入り、13〜14世紀頃には英語に入って「herb」となった。ハーブの語源である「herba」は、古い
鼓舞は、鼓を打って舞を舞わせることが本来の意味である。出陣の際に鼓を打ち鳴らし、舞を舞って士気を高めたことから、喜怒哀楽の感情に働きかけ、気持ちを奮い立たせることを「鼓舞」と言うようになった。
佐川の地名には、川の流れに由来する説がある。高知県は四国山脈の南に位置するため、普通、川の流れは北から南に向かう。しかし、柳瀬川などの佐川の川は北に向かって流れており、ほかの川と逆なので「サカ
気が置けないは、「気が置ける」を「ない」で否定した語。「置ける」が「置く」の可能動詞に見えるため、気が置けないは「気が許せない」「油断ならない」という正反対の意味に間違えられることも多いが、「置け
カメレオンは、ギリシャ語の「khamaileon」に由来し、ラテン語・フランス語を経由して、英語で「chameleon」となった。ギリシャ語の「khamaileon」は、「khamai(地上)」と
カツオノエボシの「エボシ」は、気胞体(浮き袋)が烏帽子に似た形をしていることから。このクラゲは、漁師が初ガツオを釣りに出始める頃に多く見られるようになるため、カツオとともに現れる烏帽子の形をしたク
町名は近世の村名「森町村」に由来し、明治22年(1889年)の町村制施行により、森町村、向天方村、橘村、天宮村、城下村が合併して誕生した。森町村の由来は「森のあった所」の意味からと考えられるが、森
サクラマスが産卵のため遡上する時期は、桜の花が咲く頃と重なることから名付けられたというのが定説となっている。その他、桜の花が咲く頃に漁獲されることからや、産卵期に体の色が明るい桜色になることに由来
食堂は元々仏教語で、寺院で僧たちが食事をする建物を指し、呉音読みで「じきどう」といった。奈良県の法隆寺にある食堂が、現存する日本最古の食堂である。現在のように、食事をする場所や食事をさせる店の