韋駄天の語源・由来
韋駄天は、元ヒンドゥー教の神スカンダが仏教に取り入れられ、仏法の守護神となったもののこと。捷疾鬼(しょうしつき)が仏舎利を盗んで逃げた際、韋駄天が追いかけて取り戻したという俗信から、韋駄天は足の速
韋駄天は、元ヒンドゥー教の神スカンダが仏教に取り入れられ、仏法の守護神となったもののこと。捷疾鬼(しょうしつき)が仏舎利を盗んで逃げた際、韋駄天が追いかけて取り戻したという俗信から、韋駄天は足の速
マネキンは、フランス語の「mannequin(マヌカン)」が語源。「mannequin」は、「小人」「人体解剖模型」「美術・衣装店の人体模型」を意味する「manikin」と同じ語系である。日本
破天荒は、中国『北夢瑣言』の故事に由来する。その故事とは、唐代に荊州からは「科挙(高等官資格試験制度)」で合格者が出ず、「天荒(未開の荒れ地)」と呼ばれた。大中年間、劉蛻という人物が初めて合格
未曾有は、「奇跡」を意味するサンスクリット語「adbhuta」が漢訳された仏教用語。元々は、仏の功徳の尊さや、神秘なことを賛嘆した言葉として用いられた。日本では、未曾有が「未だ曾て有らず(いま
センマイは、内面のひだが幾重にも重なっていることから、朝鮮語で「チョニョブ(千葉)」という。「チョニョブ」を日本語に訳すと「千枚」なので、「センマイ」と呼ばれるようになった。
切って広げたときの形が、肩からかけて着る雨具の「蓑(みの)」に似ていることから、「ミノ」と呼ばれるようになった。ミノは純白に近い白色をしていることから、「白肉」とも呼ばれる。
名前の「名」は、「名前」の意味で古くから使われている。「名」は人や物などを区別する呼び方であり、声に出して使うものという見方から、「音(ね)」と同じ語源と考えられるが不明である。名前の「前」は
嘘の皮は、「カワウソ(川獺)」と掛けたものである。「化けの皮を剥ぐ」と言うように、「皮」には物事の真相を覆い隠すものや、うわべといった意味もある。そこから、「嘘」と「獺」、「皮」と「川」を掛け
真っ赤な嘘が「赤色」である理由は、「赤」は「明らか」と同源で「全く」「すっかり」などの意味があるためで、「赤の他人」などの「赤」も同様である。「真っ赤」は、「赤(明らかであること)」を強調した表現
嘘八百の「八百」は、江戸市中に町数が多いことをいった「八百八丁」や、大坂市中に橋が多いことをいった「八百八橋」などの「八百」と同じく、数が多いことを意味する。「八百八丁」と掛けて、「嘘よりも八丁多
アジトは、英語「agitating point(アジテーティング・ポイント)」、また、ロシア語の「агитпункт(アギトプンクト)」の略。社会運動で、演説などによって大衆を扇動し、反体制的な行
跋扈の「跋」には「踏む」「踏みにじる」「踏み越える」などの意味があり、ここでは「越える」の意。「扈」は「枠」や「籠」を意味し、ここでは魚をとる竹製のやなのこと。大きな魚が「扈」を飛び越えてしま