いちじくの語源・由来
いちじくの漢字「無花果」は、花嚢の内部に無数の雄花と雌花をつけるが、外からは見えないことから付けられた当て字である。いちじくの語源は、ペルシャ語の「Anjir」といわれる。いちじくを表すペルシ
いちじくの漢字「無花果」は、花嚢の内部に無数の雄花と雌花をつけるが、外からは見えないことから付けられた当て字である。いちじくの語源は、ペルシャ語の「Anjir」といわれる。いちじくを表すペルシ
スリッパは、英語「slipper」からの外来語。「slipper」は「滑る」を意味する「slip」から生じた語で、滑らすように履けるもの、紐がなく、容易に履けるかかとの低い室内ばきのことで、上履き
昔、中国では流星や彗星の姿が、狗(犬)や狐に似ていると考えられており、「天の狗(いぬ)」で「天狗」と呼ばれた。これは、隕石を怪物と見て呼んだ名で、流星や彗星の呼称という位置づけではなかったようであ
まな板の「まな」は魚の「真魚」のことで、元々は魚を切る時に使う板をさした。古くは、魚も野菜も食材は「な」と呼ばれていたため、それを区別するために接頭語「真」が付けられたのが「真魚」である。
名刺の歴史は古く、中国では唐の時代から見られる。当時のものは紙ではなく、竹木を削って姓名を刻んだもので「刺」と言った。そこから、名札のようなものを「名刺」と呼ぶようになり、日本でもこの語を用い
帝王切開は、ドイツ語で「帝王切開(切開切除)」を意味する「Kaiserschnitt」を日本語に訳した際、この語を切り分けて「Kaiser」を「皇帝」、「Schnitt」を「切開」などと間違って訳して
はたちの「はた」は「20」を意味し、「ち」は助数詞。「はた」に助数詞を加えた例として、「二十年(はたとせ)」「二十巻(はたまき)」「二十人(はたとり)」などがある。助数詞の「ち」は、「ひとつ」
風呂敷は、風呂に敷くことからの名である。室町時代の風呂は蒸し風呂のようなもので、蒸気を拡散させるために「むしろ」「すのこ」「布」などが床に敷かれていたものが風呂敷の起源だが、現代の風呂敷にあたるも
アルファベットは、英語「alphabet」からの外来語。ギリシャ文字の初めの二文字である「α(アルファ)」と「β(ベータ)」に由来する。アルファベットの起源は、北西セム語族の言語を記したフェニ
ポロシャツの名は、ポロ競技(馬に乗りT字形のスティックで木製のボールを相手ゴールに入れる競技)で着られたことに由来する。ただし、このシャツは元々フランスでテニス用シャツとして考案されたもので、海外
ワニは元々日本に生息しない生き物であるが、上代からその名は見られる。しかし、古代の日本で「ワニ」は、「サメ」に対して用いた呼称である。のちに、鋭い歯が並ぶ口や、獰猛な性質が似ていることから、爬
ユーカリは、学名(属名)の「Eucalyptus」を英語発音した「ユーカリプタス」の略で、正式和名は「ユーカリの木」である。「Eucalyptus」はラテン語であるが、ギリシャ語で「よく」「誠に」