ぼんぼりの語源・由来
江戸時代、ぼんぼりは主に「ぼんやりとしてはっきりしないさま」「物がうすく透いてぼんやり見えるさま」などの意味で使われていた。そのため、「ぼんぼりと灯りが見える灯具」の意味でついた名前と考えられる。
江戸時代、ぼんぼりは主に「ぼんやりとしてはっきりしないさま」「物がうすく透いてぼんやり見えるさま」などの意味で使われていた。そのため、「ぼんぼりと灯りが見える灯具」の意味でついた名前と考えられる。
かなは、「かりな」が変化した「かんな」の撥音「ん」の無表記である。正式な文字という意味から漢字を「真名(まな)」と呼ぶのに対し、「仮名」は正式でない仮の文字という意味である。「仮字」や「真字」
湯の語源には、温泉が湧き出る意味の「いづ(出)」の反や、「湧」の字音からなど諸説あり、有力とされているのは「ゆるむ(緩む)」の意味とする説である。冷水は縮まるようなものであるのに対し、湯は身も緩や
だんじりの語源は諸説あり、屋台をじりじりと動かすことから、「台ずり」が転じたか「台躙り(だいにじり)」が転じた説。「山車(だし)」が一部方言化された説。道教や密教で「祭場」や「塚」を意味する「
へちまは、果実に繊維があるため、「糸瓜(イトウリ)」と呼ばれていた。やがて、イトウリの「イ」が略されて「トウリ」とも呼ばれるようになり、漢字で「唐瓜」の字も当てられた。へちまの語源は、この「ト
オイルは英語「oil」からの外来語で、その語源は「オリーブ」である。ギリシャ語で「オリーブ」は「elaifa」、オリーブオイルは「elaifon」と言った。オリーブの原産である地中海沿岸地域で
セリの語源には、一所に競り合って生えるところから「せり(競り)」や、迫り合って生えるところから「せまり(迫り)」。煮て食べると「セリセリ」と音がするところからなど諸説ある。有力とされているのは、「
キャンドルは、英語「candle」からの外来語。「candle」は、「光り輝く」を意味するラテン語「candela」に由来する。古代ギリシャではキャンドルが知られていなかったが、ローマ人やエト
カナリアは、原産のひとつであるアフリカ北西部のカナリア諸島の名に由来し、ポルトガル語・スペイン語の「canaria」が訛ったもの。日本には18世紀末に渡来し、当時は「カナアリヤ」と呼ばれていた。
ガスは、オランダ語もしくは英語「gas」からの外来語。「gas」は、ベルギーの医師J.B van Helmont(ヤン・パブティスタ・ファン・ヘルモント)が、混沌を意味するギリシャ語「khaos(
あざは「あざやか(鮮やか)」と同源。古くは「際立っていることもの」や「どぎついもの」を「あざ」、「はっきりしていること」「鮮やかであること」を「アザアザ(鮮鮮)」といった。現代では皮膚が変色し
コンロは、漢語「火炉」の宋音「コロ」に由来する。「コロ」が音便化されて「コンロ」となり、「コン」に光が丸い輪となってほんのりと輝く意味の「焜」の字が当てられ、漢字では「焜炉」と表記されるようになっ