馬脚をあらわすの語源・由来
馬脚をあらわすの「馬脚」は、芝居で馬の脚を演じる役者のことである。馬の脚役を演じる役者が、芝居中にうっかり姿を現すことから、隠しておいたことが明らかになることを言うようになった。隠しておいたこ
馬脚をあらわすの「馬脚」は、芝居で馬の脚を演じる役者のことである。馬の脚役を演じる役者が、芝居中にうっかり姿を現すことから、隠しておいたことが明らかになることを言うようになった。隠しておいたこ
念仏は、仏を憶念すること(心の中に堅く思うこと)からの仏教語。念仏には、仏の姿を心に思い浮かべる「観想念仏(観念の念仏)」と、仏の名を口に称える「称名念仏(口称の念仏)」がある。日本では浄土宗
つくばいは、「しゃがむ」「うずくまる」「かがむ」などを意味する動詞「つくばう」が語源。茶室に入る前に手を清めるのに用いるもので、手を洗う際に低い姿勢になることから、「つくばい」と呼ばれるようになっ
賭博の「賭」も「博」も、かけごとを意味する。「博」の字は、双六などサイコロを用いた遊びを表すが、双六の類は金品を賭けて行われることが多いことから、「賭」と同様に「賭け事」や「博打」の意味がある。
隈取りの「隈」は、道や川の曲がって入りくんだ所や、そのような所にできる物陰をいう語。そこから、「隈」は濃い色と薄い色、光と陰の境界部分、濃い色や陰の部分も表すようになった。さらに、色彩で濃淡や
千鳥足は、千鳥の歩き方に由来する。通常、鳥の足には後ろにも支える指があるが、千鳥の指は前三本で後ろに指がないため、左右のバランスを取るため、左右の足が交差するように内股で歩く。その左右ジグザグ
お開きは、会合や宴会、特に祝宴で「終わり」「散会(散る)」「閉会(閉じる)」という不吉な表現を避けるために用いられる。本来は、武士が「退却する」「退陣する」の意味で使った忌み言葉であった。そこ
「あばよ」の語源は、「さらばよ」の略語であり、「また逢はばや(またあはばや)」の変化に由来しています。これに加え、「あは」が感動を示す語で、「よ」が助詞として付け加えられたとする諸説も存在します。
元は『源氏物語五四帖』の巻名にちなんでつけられた宮中の女官の名を「源氏名」と言った。他にも、京都の小路の名を与える「小路名」といった命名法があり、「源氏名」はそのような命名法のひとつであった。
でっち上げは、捏造の「捏」が語源とされる。「捏」は、呉音で「ねつ」、漢音で「でつ」という。その「捏(でつ)」が動詞化されて「捏ち上げる(でっちあげる)」となり、名詞で「でっち上げ」になった。
たまげるを漢字では「魂消る」と書き、魂が消えるほどの思いから、驚きを意味する言葉として江戸時代から使われている。「消る(げる)」は、「消える(きえる)」が縮まった語である。「たまげる」と同じ意
ぐるの語源は諸説あり、同じ輪の中に入る意味で「グルグル」や「包(ぐるめ)」などの略。江戸時代には着物の帯を「ぐる」と言っていたため、帯のイメージから連想したとする説があり、どちらも輪になる意味を持