ふぐの語源・由来
ふぐは、平安時代には「布久(ふく)」や「布久閉(ふくべ)」と呼ばれていた。江戸時代中頃から、関東で「ふぐ」と呼ぶようになり全国へ広がったが、現在も下関や中国地方の一部では「ふく」と呼ばれている。
ふぐは、平安時代には「布久(ふく)」や「布久閉(ふくべ)」と呼ばれていた。江戸時代中頃から、関東で「ふぐ」と呼ぶようになり全国へ広がったが、現在も下関や中国地方の一部では「ふく」と呼ばれている。
『新撰字鏡』に「乃保支利」、『和名抄』に「能保岐利」とあるように、古く、のこぎりは「のほぎり」と呼ばれていた。『大般若経字抄』や『名義抄』には既に「のこぎり」の訓があることから、「のほぎり」が「の
サギの語源には、羽が白いことから「サヤケキ(鮮明)」の意味。鳴き声が騒がしいことから、「サヤギ(騒)」の意味。「サケ(細毛)」や「サケ(白毛)」など、羽毛に由来する説。「キ(ギ)」は「トキ
タバスコは、アメリカルイジアナ州のEdmund McIlhenny(エドモンド・マキルヘニー)が、南北戦争直後に発明し、1868年にマキルヘニー社から販売したもので、商標名である。1905年には商
ミミズには目が無いが、光を感じる細胞があり、暗いほうへ這っていくため、目で見ることができない動物の意味から、「メミズ(目不見)」が転じたとする説が有力である。また、土の中にすみ日光を見ないことから
アブラゼミは、「ジジジジー」「ジージー」という鳴き声が、油で揚げる時の音に似ていることから付いた名である。名前の由来が鳴き声に由来することは珍しくないが、「ミンミンゼミ」や「ツクツクボウシ」のよう
ハタハタは雷の鳴る音を表した擬音語で、「ゴロゴロ」のようなものである。古語で雷が鳴ることは、「はたたく」といった。ハタハタが雷に由来するのは、晩秋から初冬の雷が多く鳴る季節に、この魚が海岸へや
切妻屋根の「切妻」は、この屋根の両端の山形部分のこと。妻は着物の「褄(つま)」などと同源で「端(つま)」を意味し、切妻は屋根の妻(端)を切った形を表している。この屋根をもつ建築物の様式は「切妻
ドクエの「エ」は、「エゴマ(荏胡麻)」の「エ」。アブラギリからはエゴマ油に似た油が採れるが、有毒であるところから「毒荏(どくえ)」と呼ばれるようになった。
スズキの語源は、以下のとおり諸説ある。身が白く、すすいだような魚なので、「すすぎ」が転じたとする説。スズキの「スス」は「小さい」の意味で、口が大きい割に尾が小さすぎることからとする説。スズ
ツバキの語源には、光沢のあるさまを表す古語「つば」に由来し、「つばの木」で「ツバキ」になったとする説。「艶葉木(つやはき)」や「光沢木(つやき)」の意味とする説。朝鮮語の「ツンバク(Ton b
靴の語源は、「ケルタル(蹴足)」の転や、足を納めるさまを表す擬態語「クツ」など諸説あるが、朝鮮から日本に多くの文物が持ち込まれたことから、朝鮮語の「kuit(グドゥ)」説が有力である。世界で最も古