一衣帯水の語源・由来
区切りは「一衣、帯水」ではなく、「一、衣帯、水」。「衣帯」は、着物の帯のこと。「水」は、川や海を一筋の細い帯のように、細く長い川や海峡の意味から、狭い隔たりがあるだけで、きわめて近接してい
区切りは「一衣、帯水」ではなく、「一、衣帯、水」。「衣帯」は、着物の帯のこと。「水」は、川や海を一筋の細い帯のように、細く長い川や海峡の意味から、狭い隔たりがあるだけで、きわめて近接してい
鴨鍋に葱はつきものだが、鴨が自分で葱まで背負ってやって来てくれれば、すぐに食べられて好都合であることから。多くは、お人好しが、こちらの利益になる材料を持ってくることを言う。出典:鴨が葱を背負っ
喧嘩をすると損ばかりで得がないので、利にさとい金持ちは他人と争わない。自分の立場を失わないように、保身のため揉め事を避けるのが金持ちの振舞い方だということ。出典:金持ち喧嘩せず - 故事ことわ
人と競って先を争うのを戒めるとき。また、順番が後になった人を慰めるときや、自らのげん直しに使われることが多い。我先にと人を押しのけるよりも、人と争わず遠慮深い人にこそ幸運がある。出典:残り物に
「狭き門」は、キリスト教で天国に至ることが困難であることをたとえた言葉。転じて、入学試験や就職試験など、競争相手が多くて突破するのがむずかしいことのたとえ。『新約聖書』マタイ伝第7章の「狭き門
細長い蛇が大きな物を飲み込んだときのさまから。出典:蛇が蛙を呑んだよう - 故事ことわざ辞典
オシドリの雌雄がいつも一緒にいるところから。出典:おしどり夫婦 - 故事ことわざ辞典
物事は焦ってすればするほど、冷静沈着に出来なくなるものだから、急いでいる時ほど落ち着き、じっくり考えて対処せよということ。出典:急いては事を仕損じる - 故事ことわざ辞典
「色」とは、色事のこと。歴史上の人物では豊臣秀吉やナポレオンなどが、しばしば例に挙げられる。女遊びの激しい男性に対する非難や揶揄、自己弁護としても用いられる。出典:英雄色を好む - 故事こ
目利きできない人が、商品を選ぶ際の判断基準のひとつで、安物買いの銭失いを経験した人の防衛策。「ろう」は推量の助動詞。出典:安かろう悪かろう - 故事ことわざ辞典
少しでも注意を怠れば、大きな失敗を招くこともあるため、油断が何よりも恐れるべき大敵だということから。出典:油断大敵 - 故事ことわざ辞典
「上手」とは、そのことに巧みである人の意で、江戸時代、囲碁将棋の世界では七段の免状を持つ者を「上手」、九段の免状を持つ者を「名人」と称した。そのような名人や上手と呼ばれるほどの人でも、時には思わぬ