アユの栄養基礎知識

アユの特徴、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、加工品など、知っておきたいアユの基礎知識。

アユの特徴

アユとは川や海を回遊する魚で、香りがよいことから「香魚(こうぎょ)」、寿命が1年であることから「年魚(ねんぎょ)」といった別名もあります。
アユと言えば塩焼きですが、塩焼き以外にも、刺身にして酢味噌で食べたり、寿司、なます、揚げ物、ムニエル、甘露煮、飴煮、昆布巻き、粕漬け、雑炊など様々な調理法で食べられます。
ただし、アユには横川吸虫という寄生虫の中間宿主であるため、食品安全委員会では生食は薦められないとしています。
天然物のアユは減少しており、流通しているほとんどが養殖物です。

アユの栄養・効能

天然物、養殖物を問わず、アユはカルシウムやリンを多く含み、その吸収を助けるビタミンDも含んでいます。その他、亜鉛・マンガンなどのミネラルや、成長に不可欠なビタミンB群なども含み、栄養豊富な食材です。
天然アユの内臓には、悪性の貧血を防いだり、動脈硬化予防に効果的なビタミンB12と鉄が大量に含まれているので、内臓は取らずに丸ごと食べましょう。
養殖アユは天然アユに比べ、タンパク質が少なく、脂質は2〜3倍あり高カロリーですが、その脂質にはDHAやEPAが含まれています。
また、ビタミンAやDは養殖物の方が多く含んでいます。

アユの選び方

アユは目が澄んでいてるもの。腹が張っているもの。体の表面にぬめりがあって、身が光っているものを選びましょう。

アユの保存方法

アユはキッチンペーパーに包んで冷蔵庫のチルド室で保存します。
傷みやすいので、早めに食べるようにしましょう。

アユの旬の時期

アユは資源確保のため、11月から5月は禁漁となっているため、天然物は食べられません。
禁漁の明けた6月から8月が旬で、特に、6月から7月の若鮎は骨がやわらかく、香りが強くておいしいとされています。
9月から10月頃は、子持ち鮎となります。

アユの加工品

うるか、干物、小鮎の佃煮・甘露煮、鮎節など。

出典:食品食材栄養事典

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