ベーコンの栄養基礎知識

ベーコンの特徴・種類、栄養・効能、選び方、保存方法など、知っておきたいベーコンの基礎知識。

ベーコンの特徴・種類

ベーコンとは豚バラ肉を長方形に整え、塩漬けして熟成させた後、長時間薫製したものをいいます。
燻製に使用するウッドチップによって、風味に違いがあります。
現在では、豚バラ肉以外に、豚ロースを使った「ロースベーコン」、豚肩肉や豚肩ロースを使った「ショルダーベーコン」などもあります。
この他、ドイツのスモークベーコンのひとつで、豚の背脂を塩漬けして冷燻した「シュペック」など、世界には様々なベーコンがあります。

ベーコンの栄養・効能

ベーコンはタンパク質と脂質が主成分で、脂質はソーセージやハムに比べて多く含まれています。
豚肉が原料なのでビタミンB1も多く、疲労回復効果が期待できますが、ハム類よりは含有量が劣ります。
ロースベーコンやショルダーベーコンは、バラ肉のベーコンに比べ脂質が少ないため低カロリーですが、脂肪が少ない分、うま味に欠けます。
また、バラ肉のベーコンよりも、ロースベーコンやショルダーベーコンの方が、塩分の含有量が多めです。

ベーコンの選び方

ベーコンは、赤身と脂肪の層がきれいなものがよいです。
赤身と脂肪が同じ厚さがよいと言われることもありますが、用途や好みによって選ぶ方がよいです。

ベーコンの保存方法

乾燥しないよう開封後はラップに包んで、冷蔵庫のチルド室で保存します。
ベーコンは脂身が多いので、冷凍保存にも向いています。

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