タピオカの栄養基礎知識

タピオカの特徴、栄養・効能、保存方法など、知っておきたいタピオカの基礎知識。

タピオカの特徴

タピオカとは、本来、トウダイグサ科のキャッサバというイモの一種をでん粉のことをいいます。
タピオカ(キャッサバでん粉)を加工して球状にしたものは、真珠に似ていることから「タピオカパール」と呼びます。
しかし、飲み物やデザートなどで「タピオカパール」を使ったものが流行し、略して呼ぶことが多いため、一般には球状となったものを「タピオカ」と呼ぶようになっています。
タピオカパールは、キャッサバでん粉に水と熱を加えて糊化させ、回転させながら球状にし、乾燥させたもので、茹でることでモチモチとした食感が得られるようになります。
黒色のタピオカが多く出回っていますが、黒いタピオカはカラメルで黒く着色したもので、元々の色は白色です。黒色の他にも様々な色で着色されたタピオカが見られるようになっています。

タピオカの栄養・効能

タピオカの主成分は炭水化物で、そのほとんどが糖質です。
炭水化物の含有量は乾燥状態で100g中約88g。茹でたタピオカは水分を多く含むため、約15gになります。
その他の栄養素は、鉄やカルシウムなどのミネラルをわずかに含む程度です。

タピオカの保存方法

タピオカは、直射日光と湿気を避け、密閉容器や袋に入れ常温保存します。
茹でたタピオカを冷蔵庫や冷凍庫で保存する場合は、シロップや黒蜜、メープルシロップなどにタピオカを浸けてから保存します。冷蔵保存で2日程度、冷凍保存で1ヶ月程度保存が可能です。

出典:タピオカの基礎知識 – 食品食材栄養事典

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