「かいわれ大根」と「大根」の違い

かいわれ大根とは、大根の種子を発芽させ、軸が伸びて子葉が開いたところに日光を当てて緑化したものである。
子葉が双葉で、二枚貝が殻を開いたような形なので「かいわれ(貝割れ)」という名前がつけられた。

かいわれ大根も大根であることに違いはないが、野菜のジャンルとして分けた場合、大根は人参などの仲間で根菜類。
かいわれ大根はスプラウトの一種で、もやしやアルファルファなどの仲間である。
スプラウトとは食用の新芽のことで、「発芽野菜」や「新芽野菜」とも呼ばれる。

かいわれ大根は大根の新芽なので、土に植えて栽培すると大根になる。
しかし、市販のかいわれ大根は大きく育たないように品種改良された専用の大根なので、栽培しても育つ本数は少なく、育っても大きな大根にならないことが多い。

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