「参加」「参画」「加入」「加盟」「仲間入り」の違い

「参加」「参画」「加入」「加盟」「仲間入り」は、いずれもある集まりに加わることをいう。
一員として加わる意味で幅広く使われるのが「参加」で、加わることのくだけた表現が「仲間入り」。
「参画」「加入」「加盟」は、「参加」や「仲間入り」に比べて表現の幅が狭くなる。

参画は事業や政策などの計画に加わることで、ただ仲間に加わるだけではなく、計画段階から関わる場合に用いる。
参加との違いは、既にあるものに加わる「参加」と、計画段階から関わる「参画」といわれることもある。
しかし、参画が計画段階からというのは正しいが、「計画立案に参加する」という言い回しもされるように、参加は既にあるものに限った表現ではない。

参加に比べ、団体や組織などへ入ることを強く意識された表現となるのが「加入」と「加盟」で、何らかの義務を負ったり、恩恵を受けたりする場合に用いる。
「参加」「参画」「加入」「仲間入り」は、加わる対象が一個人でも団体でも用いられるが、加盟は団体や国が加わる場合にのみ用い、一個人が加わる場合には用いられない。

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