牛バラ肉の特徴、栄養・効能、選び方、保存方法など、知っておきたい牛バラ肉の基礎知識。
牛バラ肉の特徴
牛バラ肉(別名カルビ)とは、牛の腹部の肋骨周辺の肉です。
肩に近い部分の肉を「肩バラ」、尾に近い部分の肉を「ともバラ」と呼びます。
肩バラは、呼吸で常に動いている部位なので、筋が多くて硬く、脂身が多いです。
ともバラは、赤身と脂肪が交互に層をなしているので「三枚肉」とも呼ばれています。きめが粗くて硬いですが、赤身と脂身が合わさった濃厚な風味とうま味があります。
牛バラ肉の厚切りは焼肉の「カルビ」、角切り肉はシチューや煮込み料理、薄くスライスした肉は牛丼、ひき肉はハンバーグなどに使われます。
牛バラ肉の栄養・効能
牛バラ肉は牛肉の他の部位に比べ、タンパク質が少なく、脂質が多めです。
ミネラルでは鉄分や亜鉛、ビタミンではビタミンB12が多く含まれています。
牛バラ肉の選び方
牛バラ肉は、赤身と脂肪の層が美しく規則正しいものがよいです。
赤身部分は黒ずんでおらず、鮮やかな紅色。脂肪部分は白色か乳白色のものを選びましょう。
パックに入ったもので、底に肉汁が流れ出ているものは、処理してから時間が経っているので避けた方がよいです。
牛バラ肉の保存方法
牛バラ肉はパックのまま、もしくは、ラップに包んで冷蔵庫のチルド室で保存します。保存期間は3日程度です。
冷凍保存の場合は約1ヶ月、味付けをして冷凍保存した場合は約2ヶ月程度保存可能です。