栄養の語源・由来
648年に編纂された『晋書』では、栄養が「孝養(親に孝を尽くすこと)」「衣食住」の意味で用いられていた。これが「栄養」の初出となるが、現在意味する「栄養」と直接の繋がりはない。中国の医書『脾胃
648年に編纂された『晋書』では、栄養が「孝養(親に孝を尽くすこと)」「衣食住」の意味で用いられていた。これが「栄養」の初出となるが、現在意味する「栄養」と直接の繋がりはない。中国の医書『脾胃
ホトトギスの名は「ホトホト」と聞こえる鳴き声からで、「ス」はカラスやウグイスなどの「ス」と同じく、鳥類を表す接尾語と考えられる。漢字で「時鳥」と表記されることから「時(とき)」と関連付ける説もある
人は万物の霊から、「霊止」「霊者」など「霊」を語源とする説が多い。また、「日」に関連付ける説や、「秀者」の意味とする説もあるが未詳。「人と人が支え合ってるから人なんです」という金八先生の名
スパイスは、英語「spice」からの外来語。「spice」は、ラテン語で「見ること」や「種類」「商品」などを意味する「species」に由来する。「species」がフランス語に入って「esp
もじの語源は、「文字」の字音から。「もんじ」の撥音「ん」の無表記によって「もじ」となった。『書言字考節用集』には、「文字 モンジ、モジ」とある。
かぜの「か」は、「気(か)」で大気の動きを意味する。「ぜ」は「風(じ)」で、風の語源は「気風(かじ)」の転である。
石の語源は諸説あるが、「い」は「岩」、「し」は小さいものを表し、岩の小破片から生じた語とする説が良い。漢字の「石」は、崖の下に口型の石があるさまを描いた象形文字である。
大学芋の起源は諸説あるが、東京大学の赤門前にあった蒸かし芋屋の「三河屋」という店が大正時代に売り出し、大学生の間で人気となったため、「大学芋」の名が付いたという説が有名である。その他、大学芋の由来
しらばくれるの「しら」は「白々しい(しらじらしい)」などの「白(しら)」、「ばくれる」は化ける意味の「ばくる」で、「白々しく化ける」の意味からと考えられる。しらばっくれるは、「しらばくれる」が促音
一辺倒は、第二次大戦後、毛沢東の論文から入った言葉といわれるが、それ以前に既に日本に入っており、毛沢東の論文によって有名になり流行した言葉というのが正しい。一辺倒の語源は、中国宋学の入門書『近思録
裏付けは、室町時代に、証文などの裏書きや支払いの証として押す裏判を言った言葉。明治時代以降、上記の意味から派生して、証拠となるものや信憑性を証明することを「裏付け」と言うようになった。
捏造の「捏」は、土に水などを加えて練る意味の「捏ねる(こねる)」である。つまり、「捏造」は「土をこねて形を造る」ことを意味した。そこから「形だけの偽物を造る」意味となり、「無から有を生ずる」と