大関の語源・由来
「横綱」の地位ができる明治時代までは、大関が力士の最高位であった。古く、最上位の力士は「最手(ほて)」と称していたが、室町時代頃から「関(せき)」と呼ばれるようになった。この「関」は「関門」の
「横綱」の地位ができる明治時代までは、大関が力士の最高位であった。古く、最上位の力士は「最手(ほて)」と称していたが、室町時代頃から「関(せき)」と呼ばれるようになった。この「関」は「関門」の
十二指腸は、指を12本横に並べたくらいの長さという意味で命名された。日本初の西洋医学の翻訳書である『解体新書』(1774年)には、「十二指腸は其の長さ十二の指の横径の如くして、胃の下口に接す」と書
ユリカモメの語源には、ユリの花のように美しいところからとする説。「イリエカモメ(入江鴎)」が転じたとする説。「ユリ」は「のち・あと(後)」を意味する古語説などがある。形状が似ていないこの鳥
コマドリの「コマ(駒)」は、「馬」のこと。「ヒンカラカラ」とさえずる声が、馬のいななきに似ているところから、馬(駒)の鳥で「コマドリ」と呼ばれるようになった。
コナラは、ミズナラの別名を「オオナラ(大楢)」というのに対して付いた名前。もしくは、コナラ属の中では比較的小さい木で、一般的に親しみやすいことから、愛称の接頭辞「小(コ)」が冠されたことも考えられ
ハチノスは、胃の内面の絨毛が蜂の巣のような網目状になっていることからの名。同様の意味から、ハチノスは「蜂の巣胃」や「網胃」などとも呼ばれる。
ギアラの語源には二説ある。ひとつは、胃といっても腸のような働きをすることから、「偽の腹」の意味で「ぎはら(偽腹)」が訛ったとする説。もうひとつは、米軍基地で働いていた人が報酬の代わりに貰ってい
ゼニガメは、イシガメの子の甲羅が江戸時代の硬貨「銭」に似ていることから付いた名。その銭は、寛永通宝一文銭といわれている。また、ゼニガメの甲羅は楕円形のため、その形や大きさから天保通宝百文銭とも
コリー(collie)は、古くから牧羊犬として用いられており、「役立つ」という意味のゲール語が語源といわれる。また、顔と足先の黒いヒツジが、古英語で「石炭の黒」の意味の「コリー」と呼ばれており、そ
薩摩揚げの「薩摩」は、現在の鹿児島県西部にあたる薩摩地方のこと。薩摩地方の名産であることから、主に関東地方で「薩摩揚げ」と呼ばれるようになった。鹿児島では「薩摩揚げ」を「つけあげ」と言い、関西
フトモモは、中国名の「プータオ(蒲桃)」に由来する。「プータオ」が沖縄方言で「フートー」となり、「フトモモ」となった。中国名では、蒲桃の「蒲」が「プー」、「桃」が「タオ」に当たるので、「プータ
平安時代末から「ライノトリ」、江戸時代から「ライチョウ」と呼ばれるようになった。ライチョウの語源には、天敵を避けるためカミナリが鳴るような時に活発に活動することから、「雷の鳥」になったとする説。