硯の語源・由来
すずりは、「墨磨り(すみすり・すみずり)」の略と考えられている。漢字の「硯」は、呉音・漢音ともに「ゲン」、慣用音では「ケン」で、「石」+音符「見」からなる形声文字。「見」の原義とは関係なく、「
すずりは、「墨磨り(すみすり・すみずり)」の略と考えられている。漢字の「硯」は、呉音・漢音ともに「ゲン」、慣用音では「ケン」で、「石」+音符「見」からなる形声文字。「見」の原義とは関係なく、「
しっぽは、「しりお(尻尾)」の「R音」が促音化した語。「しりお」から「しっぽ」に音変化した事がうかがえる方言には、「しりぽ」「すりぽ」「しりっぽ」などがある。
古く、まなじりは「マナシリ」と清音で、「眥」や「眼尾」などと表記された。「ま」は「目」が複合語の中で用いられる時の形。「な」は「まなこ」の「な」と同じく、「の」の意味の古い格助詞。「じり(
悉くは、「すっかり」「残らず」「全部」を意味する副詞「ことごと(悉)」に接尾語「く」がついた語。「ことごと」は上代から見られる語で、「事」を重ねて物事のすべてを表した「事事」に由来する。同様に
たての語源には、目立つようにする意味の「立てる」の名詞形「立て」からや、「太刀打ち」の「太刀」が変化したとする説もあるが、歌舞伎で「立ち回り」を略した「立ち」に由来すると考えるのが妥当である。
口は飲食物を取り入れる器官であることから、「クフトコロ(食処)」の略か、「クヒミチ(食路)」の略と考えられる。また、「ち」が付いて古くからある言葉は「霊」を表すことが多いため、「く」は「食」を意味
右の語源は、手で物を握る方なので「にぎり(握り)」が転じたとする説が有力とされている。その他、右の方が力が強いことから、「もちきり(持切)」の意味。右は南を向いた時に西にあたり、日の沈む方なの
ポタージュは、フランス語「Potage」からの外来語。ポタージュの「ポ(po)」は、古い印欧祖語で「飲むこと」を意味する。そこから、ラテン語で「飲む」を意味する「poto」、「飲み物」や「飲み
サイボーグ(cyborg)は、「cybernetic organism(サイバネティック・オーガニズム)」を「cyb」と「org」に省略し合成した語。「cybernetic」は「人工頭脳の」、「o
七輪の読み・別表記しちりん/七厘七輪の意味煮炊きなどに用いる土製のコンロ。語源由来辞典「七輪」の別名・類語かんてき/コンロ/グリル/バーベキューコンロ/バーベキューグリル/かまど/
ジンジャーは、英語「ginger」からの外来語。「ginger」は、サンスクリット語に由来する。原産地のインドでは、サンスクリット語で「sringaveram(スリンガヴェラム)」といった。
膿は、果物が成熟して柔らかくなる意味の「熟む」と同源で、その名詞形であろう。皮膚が薄く見える意味から、「う」が「薄」、「み」が「見」からといった説もあるが考え難い。漢字の「膿」は、肉(肉月)と