国破れて山河ありの語源・由来
有為転変の世の中と変わらない自然とを対比し、感慨深くいう言葉。杜甫の詩『春望』の冒頭の句「国破れて山河あり、城春にして草木深し」から。日本では芭蕉が『奥の細道』で引用したほか、第二次世界大戦後
有為転変の世の中と変わらない自然とを対比し、感慨深くいう言葉。杜甫の詩『春望』の冒頭の句「国破れて山河あり、城春にして草木深し」から。日本では芭蕉が『奥の細道』で引用したほか、第二次世界大戦後
「煎じる」とは、薬草などを煮てその成分を抽出することで、すぐれた人の爪の垢には薬効があるのではないかという意。すぐれた人に少しでも似ようと、爪の垢のように極わずかで汚いものであっても煎じて飲むとい
「玉石」は玉と石で、価値のあるものとないものを意味する。「混」「淆」は共に「入り混じる」の意味があり、「混淆」は異なるものが入りまじることを表す。貴重な玉と、価値のない石が交じり合っていること
「あばた(痘痕)」とは、皮膚の天然痘が治ったあと、皮膚に残る小さなくぼみのこと。自分が好きになった相手のことは、ひいき目で見てしまうため、あばたでさえ可愛らしいえくぼに見えるということから。出
イギリスの政治家・小説家ブルワー・リットンの戯曲『リシュリュー』にある「The pen is mightier than the sword.」の訳。文章で表現される思想は世論を動かし、武力以上に
ローマ帝国の全盛時代、世界各地からの道が首都ローマに通じていたことから、物事が中心に向かって集中することのたとえとしていう。17世紀、フランスの詩人ラ・フォンティーヌが書いた『寓話』の『裁判官と修
「九死」は、全体を十として死ぬ割合が九であることから、ほとんど命が助かりそうもない危ない状態。「一生」は、生き残れる割合が一であることから、なんとか生き延びること。一命。死ぬ確率が九割もある危
水鳥が飛び立った後の水辺が、濁らずに清いままであることから。本来は「立つ鳥跡を濁さず」という。「飛ぶ鳥」を「飛んでいる鳥」と解釈すると誤用になるが、ここでの「飛ぶ」は「飛び立つ」を意味するため
事実は小説よりも奇なりの読み・別表記じじつはしょうせつよりもきなり事実は小説よりも奇なりの意味現実に起こる出来事は、作られた物語の中で起こることよりも不思議で面白いものだということ。故
兎の字の読み・別表記うのじ兎の字の意味免職、免官。故事ことわざ辞典「兎の字」の類語-出典:兎の字 - 故事ことわざ辞典
地獄の一丁目の読み・別表記じごくのいっちょうめ地獄の一丁目の意味破滅や困難に向かう第一歩。また、非常に恐ろしい場所のたとえ。故事ことわざ辞典「地獄の一丁目」の類語-出典:地獄の
癩の瘡うらみの読み・別表記かったいのかさうらみ癩の瘡うらみの意味大差のないものをうらやむこと。また、愚痴を言うこと。故事ことわざ辞典「癩の瘡うらみ」の類語-出典:癩の瘡うらみ