ならぬ堪忍するが堪忍の語源・由来
このことわざでの「堪忍」は、我慢・辛抱の意味で、勘弁という意味ではない。誰でも我慢できることは我慢のうちに入らず、我慢できないところを辛抱することが大切であるという教え。出典:ならぬ堪忍するが
このことわざでの「堪忍」は、我慢・辛抱の意味で、勘弁という意味ではない。誰でも我慢できることは我慢のうちに入らず、我慢できないところを辛抱することが大切であるという教え。出典:ならぬ堪忍するが
「雀羅」とは、雀を捕らえる網のこと。訪れる人がいないため、門前には雀が群がっており、網を張って捕まえられるほど閑散としたさまの意味から。『史記』に「門外雀羅を設くべし」とある。出典:門前雀
晋の左思が『三都賦』を作った時、洛陽(中国の都市)では評価が高く、人々が争ってこれを書き写したために紙の需要が増した。このため洛陽では紙の値段が高くなり、「洛陽為之紙貴」と書かれたという故事から。
「細工」とは、手先を使った細かい作業でものを作ること。「流々」は、それぞれの流儀や流派の意味から転じて、物事には個々のやり方・方法があるものだということ。出典:細工は流々仕上げを御覧じろ -
「韓信」とは、漢の天下統一に功績のあった名将。韓信が若い頃、町のごろつきに喧嘩を売られたが、大志を抱く身であった韓信はごろつきと争うことを避けた。股の下をくぐらされるという屈辱をあえて受けたが
「累卵」とは、積み重ねた卵のこと。積み重ねた重ねた卵は、いつ崩れて壊れてしまうかわからないほど不安定であることから。『史記』范雎伝に「秦王之国、危如累卵(秦王の国は、積み重ねた卵のように崩れや
「益者」とは、自分にとって有益な友人のこと。「損者」とは、自分にとって害のある友人のこと。『論語』にある孔子の言葉「直きを友とし、諒を友とし、多聞を友とするは、益なり。便辟を友とし、善柔を友と
日が暮れてしまったのに、前途はまだまだ長いという意味から。「道」は「途」とも書く。春秋時代後期、伍子胥は楚の平王への報復を心に誓った。平王の墓をあばいて掘り出した死骸を鞭打って恨みを晴
英語のことわざ「Still waters run deep.」の訳。深い川の流れは、浅い川のように水音を立てず、静かであることから。出典:深い川は静かに流れる - 故事ことわざ辞典
山はただ高いから尊いのではなく、木が生い茂っているからこそ尊いのと同じように、人間も外見だけが立派でもそれは尊いとは言えず、実質が外見に伴って始めて価値があるものだという教訓。「たっとい」は「とう
困ったときは一人合点せず誰かに相談してみれば、よりよい思案が浮かび、案外と物事がうまくいく場合があるということ。自分一人であれこれと推測するよりも、思い切って本人に相談してみれば、解決の糸口が見つ
「追い銭」とは、支払った上に、さらに払う余分な金。盗人に物を盗まれた挙句、さらに金銭をくれてやる意味から。出典:盗人に追い銭 - 故事ことわざ辞典