こすいの語源・由来

こすいの語源には、「こする(擦る)」と同根とする説がある。
これは、利益になることや都合がよくなることを擦り取るように、細かに考えたりするところからという説だが、定かではない。

こすいは方言として取り上げられ、特に大阪などの関西弁と言われることも多いが標準語で、使用する地域も関西に限らず、全国に点在している。
これは人代名詞の「おら」と同じ現象で、元々は広範囲に使用されていたが、徐々に使用しない地域が増えたことによるものである。
なお、静岡県で「小さい」の意味、関東で「少ない」や「足りない」の意味として使われている「こすい」は方言である。

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