宮城県の語源・由来

宮城の県名は、廃藩置県で「仙台藩」から「仙台県」となった翌年、県成立時の県庁所在地であった郡名の「宮城」に改められたものである。
宮城の地名の由来には、奈良時代に陸奥国府の多賀城が置かれ、朝廷の出先機関にあたることから「宮宅・屯宅(みやけ)」と呼ばれていたものが、「みやぎ」に変化して「宮城」の字が当てられたとする説。
多賀城が「朝廷の城」の意味で「宮城」と呼ばれていたとする説。
宮城の「宮」は古くからある塩釜神社を指しており、接尾語の「ぎ」に「城」が当てられたとする説。
みやぎの語構成は「み」+「やぎ」で、「み」が美称としての接頭語の「み(御)」、「やぎ」は湿地を表す語などの説がある。

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