月とすっぽんの語源・由来

月は満月で丸く、スッポンも同じように甲羅が丸く、丸い点では共通する。
しかし、月は美しい象徴であるのに対し、スッポンは汚い泥の中にいて顔も醜いことから、月とすっぽんは、比較にならないほど違うものたとえとなった。

一説に、スッポンは朱色に塗った盆の「朱盆(しゅぼん)」が訛ったものといわれる。
しかし、朱盆は必ずしも丸いものとは限らない。
また、月とすっぽんのように、天と地、美しさと醜さに大きな違いがある訳でもない。
共通点や大きな違いが分かりづらいものを並べ、比較にならないほど違いがあることを表現するとは考え難い。

出典:月とすっぽん – 語源由来辞典

月もスッポンも丸い形ではあるが、似ているのは形が丸いことだけで、その差は比較にもならないほど大きいことから。
多くの場合、優れたものと劣ったものを比較するときに使う。

出典:月とすっぽん – 故事ことわざ辞典

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