すべからくは、動詞「す(為)」に助動詞「べし」が付いた「すべし」が、ク語法で「すべからく」となった語。
ク語法は、活用語の語尾に「く」「らく」が付いて名詞化する語法であるため、本来は「すべきであること」という名詞句になるが、副詞的に用いられて「当然」「是非とも」の意味になった。
元々は、「須・応」を「すべからく◯◯べし」と再読した漢文訓読に由来する。
近年、「すべて」の意味で使用する例が多く見られるが、「すべからく」に「すべて」の意味は含まれておらず誤用である。
すべからくは、動詞「す(為)」に助動詞「べし」が付いた「すべし」が、ク語法で「すべからく」となった語。
ク語法は、活用語の語尾に「く」「らく」が付いて名詞化する語法であるため、本来は「すべきであること」という名詞句になるが、副詞的に用いられて「当然」「是非とも」の意味になった。
元々は、「須・応」を「すべからく◯◯べし」と再読した漢文訓読に由来する。
近年、「すべて」の意味で使用する例が多く見られるが、「すべからく」に「すべて」の意味は含まれておらず誤用である。