山高きが故に貴からずの語源・由来
山はただ高いから尊いのではなく、木が生い茂っているからこそ尊いのと同じように、人間も外見だけが立派でもそれは尊いとは言えず、実質が外見に伴って始めて価値があるものだという教訓。「たっとい」は「とう
山はただ高いから尊いのではなく、木が生い茂っているからこそ尊いのと同じように、人間も外見だけが立派でもそれは尊いとは言えず、実質が外見に伴って始めて価値があるものだという教訓。「たっとい」は「とう
困ったときは一人合点せず誰かに相談してみれば、よりよい思案が浮かび、案外と物事がうまくいく場合があるということ。自分一人であれこれと推測するよりも、思い切って本人に相談してみれば、解決の糸口が見つ
「追い銭」とは、支払った上に、さらに払う余分な金。盗人に物を盗まれた挙句、さらに金銭をくれてやる意味から。出典:盗人に追い銭 - 故事ことわざ辞典
鳶は普段は悠々と空を飛んでいるが、ひとたび獲物を見つけると非常に素早く空から舞い降りて獲物をさらっていくことから。さらわれるものがなぜ油揚げなのかについては、鳶の好物が油揚げというわけではなく、人
看板や見本として掲げられている通りの物を売っていることから、外見と中身が一致していることをいう。また、普段発する言葉と実際の行動が一致していること。出典:看板に偽りなし - 故事ことわざ辞典
夫婦になる男女は、趣味や性格が似ていることが多いということ。また、最初はそれほど似ていなくとも、長く生活を共にしていくうちに、お互い影響し合って考え方や好みが似てくる場合もあるということ。出典
老いた馬は道をよく知っており、迷うことがないことから転じて、高齢者の知恵や経験はいかすべきだという教え。斉の管仲らが道に迷ったとき管仲が老馬を放ってその後に従うと、やがて進む道が見つかったという『
「柳眉」とは、柳の葉のように細くて美しい眉のことで、美人の眉のたとえ。出典:柳眉を逆立てる - 故事ことわざ辞典
毒に当たった病人の治療で、別の毒を用いて解毒することから、悪を滅ぼすために別の悪を利用するということ。宋代の禅書『嘉泰普灯録』の「機を以て機を奪い、毒を以て毒を制す」に由来する。出典:毒を以て
「鬼神」とは荒々しく恐ろしい力を持つ神霊のことで、断固たる決意をもって行動すれば、鬼神でさえその勢いに押されて、道をよけるという意味。秦の始皇帝の死後、趙高が陰謀を画策し、太子胡亥をそそのかし、公
「両雄」とは、二人の英雄のこと。漢の劉邦に使えていたれき生が、楚の頂羽の軍が漢を攻めてきて苦戦をしいられたときに進言したという故事から。『史記』に「臣窃かに以て過つと為す。且つ両雄は倶には立た
「空谷」とは、人がいない寂しい谷。「跫音」は、足音のこと。寂しい谷に聞こえる人の足音の意味から。出典:空谷の跫音 - 故事ことわざ辞典