嚢中の錐の語源・由来
「嚢」とは、袋のこと。袋の中に入れた錐は、その先端がおのずと袋の外に突き出て目立つことから。『史記・平原君伝』に「夫れ賢士の世に処るや、たとえば嚢中の錐に処るが若し」とある。出典:嚢中の錐
「嚢」とは、袋のこと。袋の中に入れた錐は、その先端がおのずと袋の外に突き出て目立つことから。『史記・平原君伝』に「夫れ賢士の世に処るや、たとえば嚢中の錐に処るが若し」とある。出典:嚢中の錐
鵜も烏も同じ黒い鳥だが、鵜は潜水が得意で、烏はうまく泳げない。その烏が鵜の真似をして魚を捕ろうとしても、水に溺れるだけということから。出典:鵜の真似をする烏 - 故事ことわざ辞典
「偕老」は、生きている時は共に老いること。「同穴」は、死んでからは同じ墓に入ること。生きている時は共に老いて、死後は同じ墓に入ろうという誓いから。出典:偕老同穴の契り - 故事ことわざ辞典
一見何の理由も無さそうな盗人の昼寝も、夜に盗みを働くための備えであることから。出典:盗人の昼寝 - 故事ことわざ辞典
「着たきり」に「舌切り雀」をもじったしゃれ。出典:着た切り雀 - 故事ことわざ辞典
花では桜の花が最も美しく、人はぱっと咲いてぱっと散る桜のように、死に際の潔く美しい武士が最もすぐれていることをいった言葉。出典:花は桜木人は武士 - 故事ことわざ辞典
「七難」は、多くの欠点・難点のこと。出典:色の白いは七難隠す - 故事ことわざ辞典
「沈香」とは、熱帯地方に産する良い匂いのする香木のこと。沈香のような良い香りもないが、おならのような悪臭を放つこともないことから。出典:沈香も焚かず屁もひらず - 故事ことわざ辞典
大石を見誤って虎だと思って弓を射ったところ、立つはずのない矢が石に突き刺さったという、『韓詩外伝』の楚の熊渠子や、『史記(李広伝)』の李広という勇将の故事に由来する。出典:石に立つ矢 - 故事こと
「辻」とは、裁縫で縫い目が十字に合う部分のこと。「褄」は、着物の裾の左右の部分が合うところ。ここから「辻褄」は、合うべきところがきちんと合う物事の道理をいう。出典:辻褄を合わせる - 故事
同じ場所にとどまらない石には、苔も生えないことから。本来はイギリスのことわざ「A rolling stone gathers no moss.」で、イギリスでは「職業や住まいを転々とする人は成功で
「祭文」は、祭りの時などに神にささげる祝詞のこと。よく聞こえる耳を持つ兎であっても、祭文を聞かせたところで、言葉がわからず無駄になることから。出典:兎に祭文 - 故事ことわざ辞典