梅の栄養基礎知識

梅の特徴、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、加工品、品種など、知っておきたい梅の基礎知識。

梅の特徴

梅とはバラ科で、観賞用の「花梅」と食用の「実梅」の2種類があります。
実梅の果実の厚い果皮の部分を食用としますが、生食せず、梅干しや梅酒などに加工して食べます。
原産は中国で、飛鳥時代か奈良時代に日本へ渡来したという説や、日本に自生していたとする説などがありますが、真実は明らかになっていません。
平安時代には、梅を塩漬けにした「白干し梅」が食べられていたとされ、江戸時代に入ると紫蘇と一緒に漬ける「赤干し梅」が作られるようになりました。
強い酸味とさわやかな香りが特徴です。

梅の栄養・効能

梅にはクエン酸やリンゴ酸が含まれており、疲労回復に効果が期待されます。これらの強い酸味には食欲増進効果と、胃液や胆汁液の分泌を促進することで、食中毒菌に対する殺菌効果も高める効果もあります。
同じく有機酸のピクリン酸は、肝機能を高め、二日酔い予防にも効果的です。
一方、青梅にはアミグダリンという物質が含まれており、中毒を引き起こします。しかし、梅干しなどに加工することで、アミグダリンはベンズアルデヒドという物質に変わり、無害となって食べられるようになるのです。
梅はカリウムも豊富なため、余分なナトリウムを体外に排出する効果もあります。

梅の選び方

梅はみずみずしく、弾力のあるものを選びましょう。
傷や虫食いが少ないものだと尚よいです。

梅の保存方法

梅干しやシロップなどに加工して保存します。
完熟した梅は日持ちしないため、購入後は早めに加工しましょう。

梅の旬の時期

5~6月。

梅の加工品

梅干し、梅酢、梅酒、甘露煮、ジャム、シロップなど幅広く加工されます。

梅の品種

南高梅、鶯宿梅、白加賀梅、竜峡小梅、甲州小梅、豊後、紅映など。

出典:食品食材栄養事典

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