台風の大型・超大型・強い・非常に強い・猛烈の違い・呼び分け方


気象庁で発表される台風情報では、「超大型で非常に強い台風」というように、台風が大きさと強さで表される。

大きさの階級は、風速15m/s以上となる強風域の大きさによって、「大型」と「超大型」の2段階に分けられ、大型は「大きい」、超大型は「非常に大きい」と表現されることもある。
大型の台風は風速15m/s以上の半径が500km以上~800km未満のもの、超大型の台風は800km以上のものをいう。

強さの階級は、10分間平均の最大風速によって、「強い」と「非常に強い」と「猛烈な」の3段階に分けられる。
強い台風は、33m/s(64ノット)以上~44m/s(85ノット)未満。
非常に強い台風は、44m/s(85ノット)以上~54m/s(105ノット)未満。
猛烈な台風は、54m/s(105ノット)以上である。

かつては、台風の大きさを「ごく小さい」「小型」「中型」「大型」「超大型」の5段階、強さを「弱い」「並の強さ」「強い」「非常に強い」「猛烈な」の5段階で表していた。
しかし、1999年に神奈川県の玄倉川で起きた水難事故をきっかけに、「小型」や「並」などの表現は過小評価される恐れがあり、防災上好ましくないと考えられるようになったことから、2000年6月1日より「ごく小さい」「小型」「中型」、「弱い」「並の強さ」の表現は廃止された。

そのため、「大型」と「強い」の基準に満たない台風の場合は、大きさや強さの表現をせず、単に「台風」と呼び、大きさが500km未満で、風速が33m/s以上~44m/s未満のように、一方のみ基準を超えている場合は、「強い台風」といった表現がされている。

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