ダックスフントとダックスフンドは、どっちが正しくどっちが間違いということはなく、どちらも正しい。
ドイツ原産の犬種で、「Dachshund」と表記する。
これをドイツ語読みでは「ダックスフント」と「d」は濁らないが、英語読みになると「ダックスフンド」と「d」が濁る。
つまり、ドイツ語読みと英語読みで、ダックスフントとダックスフンドの違いが生じているのである。
犬の品種認定や犬種基準の指定などを行っている「ジャパンケネルクラブ(JKC)」では、英語読みの「ダックスフンド」で登録していることや、日本人の発音の癖では「ダックスフンド」の方が言いやすいため、「ダックスフンド」と呼ぶ人が多い。
しかし、原産国の発音に従えば「ダックスフント」となるため、愛好家の間では「ダックスフント」と呼ぶ人も多く、国語辞典や新聞記事でも「ダックスフント」の表記が使われている。