彼を知り己を知れば百戦殆うからずの語源・由来
『孫子・謀攻』に「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し(敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。敵情を
『孫子・謀攻』に「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し(敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。敵情を
「憚る(はばかる)」とは、ためらう、気兼ねするの意。「なかれ」は、文語形容詞「なし」の命令形で、禁止をあらわす。人は誰も過ちをおかすものだが、その過ちに気づいたらすぐに改めるべきだという教え。
「狗」は犬のこと。羊の頭を看板にかけておいて、実際には犬の肉を売ってごまかすことから。『無門関・六則』に「羊頭を懸けて狗肉を売る」とある。出典:羊頭を懸けて狗肉を売る - 故事ことわざ辞典
盆と正月にはそれぞれ特有の行事があることから、一年のうち最もにぎやかで慌しい二つの日が同時に来るくらい、忙しくてにぎやかなこと。また、昔の習慣で薮入りというものがあり、江戸時代の商家の奉行人は年に
「攻む」は、磨き加工するの意。『詩経-小雅・鶴鳴』の「他山の石、以て玉を攻むべし(よその山から出た粗悪な石でも、それを砥石に利用すれば自分の玉を磨くのに役立つ)」から。他人の誤りを自分の修養の
「凌雲」とは、雲をしのぐほど高くぬきんでることで、「陵雲」とも書く。俗世間を超越した志の意味は、『漢書』揚雄伝から。立身出世しようとする志の意味は、『後漢書』馮衍伝から。出典:凌雲の志 -
「自家」は、自分。「薬籠」とは、薬箱のこと。自分の薬箱に入れてある薬品のように、いつでも自分の思うままに使えるものということから。現在では多く、自分のものとした知識や技術に対して使われる。
一芸に秀でることは素晴らしいが、中途半端に多くの芸を身につけても、かえって一つの芸に精通しにくく、高い評価は得られないと揶揄して使う。出典:多芸は無芸 - 故事ことわざ辞典
「千金」とは、千両または大金の意。一字の価値が千金に相当するほどにすぐれているということから。中国・秦の呂不韋が『呂氏春秋』を著したとき、「この文章をたった一字でも添削できる者がいるならば、千
うまくいった意味の「しめた」と、兎を「絞める」をかけたしゃれ。出典:占め子の兎 - 故事ことわざ辞典
先を進む車が転覆するのを見たら、後から行く車はそれを見て同じことにならないよう用心できるという意味から。『漢書・賈誼伝』にある、前漢の賈誼が文帝に上奏した文で引用した言葉に由来する。出典:前車
「(及ばぬ)恋」と「鯉(の滝登り)」をかけたしゃれ。出典:及ばぬ鯉の滝登り - 故事ことわざ辞典