面白いの語源・由来
「面白し」という語が、現代の面白いとほぼ同じ意味で上代より使われているため、語源の特定は難しいが、以下の説が有力とされている。面白い(面白し)の「面」は目の前を意味し、「白い」は明るくてはっきりし
「面白し」という語が、現代の面白いとほぼ同じ意味で上代より使われているため、語源の特定は難しいが、以下の説が有力とされている。面白い(面白し)の「面」は目の前を意味し、「白い」は明るくてはっきりし
あどけないは、中世頃から「無邪気だ」や「子どもっぽい」という意味で用いられた「あどなし(あどない)」に、「け(気)」が加わったものと考えられる。「け」が加わったのには、「いとけなし(いとけない)」
愛くるしいは、漢語の「愛」に小柄で丸くクリクリした感じを表す「くる(くろ)」が付き、形容詞化したとする説と、「愛」に「狂おしい」が付き、「見苦しい」などの「くるしい」にひかれて「あいくるしい」になった
「可愛い」と「可愛らしい」は、顔や声、物などに対して、愛すべきである、大事にしたいといった感情を表し、ほぼ同じ意味の言葉であるが、両方とも使える場合と一方しか使えない場合がある。「可愛い」と「
かわいいは、本来「不憫だ」「気の毒だ」といった意味を表す語であった。その意味を受け継いでいる言葉には、「かわいそう」がある。かわいいは「かはゆし(かわゆし)」の形で中古から見え、「かほはゆし(
秋の語源に関する複数の説があります。一つの説では、秋の語源は空の色が「清明(あきらか)な時期」からきているとされています。別の説では、穀物などの収穫が最も豊かな「飽き満ちる(あきみちる)季節」から派生
「青天の霹靂」の「青天」は、雲ひとつない澄んだ青空を指します。一方で、「霹靂」は突然かみなりが鳴ることを意味します。これらの言葉が組み合わさり、「澄んだ青空に突然かみなりが鳴る意味から、予想外のことが
目的と目標は、目指すものという意味では同じだが、目的は、最終的に実現しよう、成し遂げよう、到達しようとして目指すもの。目標は、さしあたって実現させたり、成し遂げたり、到達しようと目指すものをいう。
「対象」「対照」「対称」は、それぞれ異なる意味を持つ言葉で、英語にするとより理解しやすいです。まず、「対象」は、行為が向けられる目標や相手を指します。英語では「オブジェクト(object)」と
温故知新は、『論語(為政篇)』の出典によるもので、孔子が師となる条件として、先人の思想や学問を研究するよう述べた言葉。「子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし」と温故知新は訓読さ
「遵守」と「順守」は同じく「じゅんしゅ」と読まれ、法律や道徳、決まりに従い、それを守る意味を持っています。一般にはどちらを使用しても誤りではありませんが、公用文や教科書では「遵守」、新聞やテレビでは「
ゲリラは、「小戦争」を意味するスペイン語「guerrilla」からの外来語。普通規模の戦争は「guerra(ゲラ)」という。1808年のスペイン独立戦争で、ナポレオン軍に対するスペイン人の作戦