コツの語源・由来
コツの語源は、漢語「骨(こつ)」。骨は体の中心にあり、体を支える役目を果たしていることから、人間の本質や素質などを意味する。そこから、コツは勘所や要領も意味するようになり、物事の本質を見抜き、
コツの語源は、漢語「骨(こつ)」。骨は体の中心にあり、体を支える役目を果たしていることから、人間の本質や素質などを意味する。そこから、コツは勘所や要領も意味するようになり、物事の本質を見抜き、
たかが知れるの「たか(高)」は、「残高」「生産高」など数量・金額・程度を表す語。その「たか」が知れることは、「程度がわかっている」「どのくらいか知れたもの」という意味であるから、「大したことはない
神経は、前野良沢や杉田玄白らが『解体新書』を翻訳する際、オランダ語「zenuw」の訳として「神気」と「経脈」を合わせて造られた造語。「神」の字には魂や心の意味もあり、「神気」は精神を表す。「経
パンの意味小麦粉・ライ麦粉などの穀粉を主原料とし、水・イースト・塩などを加えてこね、発酵させて焼いた食品。語源由来辞典「パン」の別名・類語ブレッド/麺麭/麦餅/蒸餅/食パン/トースト/バン
どさくさの語源には、江戸時代に佐渡金山の人手確保のため行われた「博徒狩り」を語源とする説がある。これは、「佐渡(さど)」の音を反転させ、「◯◯らしい」などを意味する「臭い」の「くさ」をつけたもので
ズベ公という言葉は、「ずぼら」と同義であり、「ずべら」の略語です。この「公」は相手をやや軽蔑的に言う接尾語で、先生を「先公」、警察を「ポリ公」などと呼ぶのと同じです。ズベ公は、第二次世界大戦後になると
出典は、中国晋代の歴史を記した紀伝体の書『晋書 魏舒伝』。領袖の「領」は衣の「えり(襟)」、「袖」は「そで」のことで、本来「領袖」は「襟と袖」を意味する漢語である。衣服の襟と袖は特に目立つ部分
相合傘は江戸時代から用いられている語で、相合傘を書いて男女の間柄を表す落書きも江戸時代から見られる。相合傘の「相合(い)」は、一緒に物事をしたり、共有・供用することの意味で、近所で共同に使う井戸の
おべっかの語源は、口のきき方・言い方のほか、口のきき方がうまいことを意味する「弁口(べんこう)」に、接頭語の「御(お)」が付いた「御弁口(おべんこう)」が変化した言葉と考えられる。北海道の方言で、
一本槍には、文字通り一本の槍の意味や、槍一突きで勝負を決めることを表す以外に、一本の槍しか持たない下級武士の意味もある。そのような武士は、一本の槍で敵を倒す以外に方法がない。たった一つの武器で
おすそ分けは、「裾分け」に接頭語の「お(御)」が付いた語。「裾分け」の形では、1603年の『日葡辞書』に見られるのが古く、「お裾分け」は近世後期から見られる。「すそ(裾)」は、衣服の下端の部分
おいどの「お」は接頭語の「御」、「い」は「座る」を意味する古語「ゐる(居る)」の名詞形、「ど」は「場所・所」を意味する「と・ど(処)」。つまり、おいどは「座るところ」という意味から「お尻」の呼称と