江戸っ子は宵越しの銭は持たぬの語源・由来
「宵越しの銭」とは、一夜持ち越す金のことをいう。江戸の職人は、その日に稼いだ金はその日のうちに使ってしまい、貯めることを潔しとしないのだと、江戸っ子の金離れのよさを誇っていう言葉。金を使い過ぎ
「宵越しの銭」とは、一夜持ち越す金のことをいう。江戸の職人は、その日に稼いだ金はその日のうちに使ってしまい、貯めることを潔しとしないのだと、江戸っ子の金離れのよさを誇っていう言葉。金を使い過ぎ
兎を追っている猟師が狐に化かされ、何がなんだか分からなくなってしまうさまから。出典:兎追いが狐に化かされたよう - 故事ことわざ辞典
「菩薩」とは、仏の慈悲の心で衆生を導く者のこと。「夜叉」とは、残忍な鬼神のこと。「如し」は、「~のようだ」の意味。女性の顔はいかにもやさしくおとなしい菩薩のように見えるが、心の中は悪魔のよ
茄子の花は徒花がほとんどなく、咲けば必ずと言っていいほど実をつけるように、親の意見に無駄はないから、きちんと耳を傾けるよう説いたもの。出典:親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない - 故事ことわざ
「仇波」は、むやみに立ち騒ぐ波の意で、「徒波」「徒浪」「仇浪」とも書く。川の深いところには波が立たないが、浅いところにはいたずらに波が立ち騒ぐことをにたとえた言葉。『古今和歌集』恋四の「底ひな
『史記』に「忠臣は二君に仕えず、貞女は二夫を更えず(真心こめて使える臣下は決して主人を変えず、貞節を守る女性は二人の夫に仕えるようなことはしない)」とある。出典:忠臣は二君に仕えず - 故事ことわ
「総身」とは、からだ全体、全身のこと。大男は体が大きい分、全身に知恵がいきわたらず、何事にも愚鈍であるといった言葉。川柳の形式になっているが、川柳関係では出典が見られない。出典:大男総身に
若い妻と新しい畳は、いつもすがすがしくて気分がよいものだということから転じて、新しいものはすべてすがすがしくて美しいということ。男性本位であった封建時代のことわざで、現代では畳屋以外の女性は機嫌を
目に見えない埃も叩けば出てくるという意味から。出典:叩けば埃が出る - 故事ことわざ辞典
江戸時代の俳人、榎本其角の句から。はかなく美しい声で鳴くホトトギスが、トカゲを捕らえて食うことに驚かされる意味。出典:あの声で蜥蜴食らうか時鳥 - 故事ことわざ辞典
人を蹴る癖のある暴れ馬でも、乗る人がうまく調教すればおとなしくなることから。出典:蹴る馬も乗り手次第 - 故事ことわざ辞典
親が達者なうちは、親の苦労や有り難みになかなか気づけず、それに気づく頃には親がこの世にいなくなっているものだ。生きている孝行しておけばよかったと、悔やみ嘆くことをいう。出典:孝行のしたい時分に