お前百までわしゃ九十九までの語源・由来

「お前」は夫、「わしゃ(わし)」は妻を指す。
「お前」は本来敬語で、妻が夫を呼ぶ時に使われた。
夫が百才まで、妻(自分)が九十九才まで仲良く暮らしていきたいという言葉。

夫が百才で妻が九十九才についての解釈は二通りある。
一つは、夫には先立たれることによって寂しい思いをしたくないから、自分より先に死なないで欲しいという願いを込めたもの。
もう一つは、妻よりも夫が一歳年上で結婚した場合、夫が百才、妻が九十九才で、夫婦が一緒に最期を迎えられることを表しているというもの。

出典:お前百までわしゃ九十九まで – 故事ことわざ辞典

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