バナナは、英語「banana」からの外来語。
バナナの語源には、手足の指を意味するアラビア語「banaana」に由来する説と、この果実を指すウォロフ語「banana」とする説がある。
バナナの1本ずつを「finger(指)」と呼んだり、バナナを扱う日本の会社では房を「ハンド」と呼んだりするせいか、日本では「手足の指」を意味するアラビア語説が多いが、英語圏の文献で見られるのはウォロフ語説のみである。
アフリカのコンゴでは、果実部分を「banaana」、木の部分を「banano」と呼ばれていたことが、1563年のポルトガルの文献に現れる。