とんずらの「とん」は「遁」、「ずら」は「ずらかる」の略。
「遁」の漢字は、「遁走」「遁世」「遁辞」などと使われる字で、逃げることを意味する。
「とんずらする」のほか「とんずらこく」「とんずらをかます」などとも言い、逃走することに限らず、面倒なことや嫌なことを回避する意味でも用いる。
文献上見られる最も古い例は、梅崎春生の『ボロ家の春秋』(1954年)にある「トンズラしやがったな」で、比較的新しい言葉である。
とんずらの「とん」は「遁」、「ずら」は「ずらかる」の略。
「遁」の漢字は、「遁走」「遁世」「遁辞」などと使われる字で、逃げることを意味する。
「とんずらする」のほか「とんずらこく」「とんずらをかます」などとも言い、逃走することに限らず、面倒なことや嫌なことを回避する意味でも用いる。
文献上見られる最も古い例は、梅崎春生の『ボロ家の春秋』(1954年)にある「トンズラしやがったな」で、比較的新しい言葉である。