つまりの語源・由来

つまりは、動詞「詰まる」の連用形が名詞で「詰まり」となり、行き止まりや隅、最後のところなど、場所の終わりを表すようになった。
そこから、物事の結末や最後も意味するようになり、それが副詞に転用され、「話の落ち着くところは」「要するに」「言い換えると」「すなわち」なども意味するようになった。
名詞用法は中世から見え、副詞用法は近世からで、現代で多く使われる「要するに」「すなわち」の意味の成立は遅く、近世末から近代にかけてである。

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