カナリアは、原産のひとつであるアフリカ北西部のカナリア諸島の名に由来し、ポルトガル語・スペイン語の「canaria」が訛ったもの。
日本には18世紀末に渡来し、当時は「カナアリヤ」と呼ばれていた。
カナリアの漢字「金糸雀」は、漢名を当てたもので、美しい黄色であることに由来する。
カナリア諸島の「カナリア」は、ラテン語で「犬」を意味する「canis」に由来する。
「犬」に由来するのは、ローマの学者プリニウスが「島に野犬が多くいる」と報告したからや、かつて大きな犬を産したことから。
また、ラテン語で「海の犬」と呼ばれるアザラシが生息していたからなど諸説ある。